成りたい自分に成るために
日曜日に「福祉用具専門相談員」養成講座の講師をしてきました
人前で話すことはボクには難しいことなので、導入部分でよく自虐ネタを披露します
その手のネタは豊富にあるので事前に準備したりしません
成り行きでボクの起業の話になりました
自虐として、同じ時期に介護保険事業を始めた人はほとんどビルを建てているという話をしました。皆、経済的に成功しているという意味です
ボクもビルを建てたかったのですが、現実は安心して老後の生活をおくることも微妙な状態です
大学生の頃、仲間内で自分の将来像を語り合いました
どんな未来を見ているか、どんな人生を目指しているか
ボクは小さくても自分の会社を持ち、なるべく自由な人生を送りたいと思っていました
小学生の頃から人と競争するのが苦手で、かけっこの時も競り合いの中で目と目を合わすのが怖かったみたいです
必死の形相で睨まれたら、自分がいったい何のためにこの競争をやっているのか分からなくなりました
そんなヘタレな人間だったので、大学生になっても慎ましい目標しか掲げられなかったのだろうと思います
そして運良く本当にちいさな会社をつくり、18年間運営してきました
最初の年は年商750万円くらい。自分の給料は年額120万円、月10万円
それでも充分満足でした。自立して自由な生活ができていましたし税金もしっかり納めることができました
満足は成長を阻害します
無駄に忙しいことを理由に、会社を大きくすることを怠ったと思います
気がつけば後輩に追い越され同時期に起業した人達には大差をつけられていました
成りたい自分に成ったはずなのに、敗北感があるのは何故だろう
明日も同じテーマで語ります