ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

競争社会からの卒業

大学の頃に「小さくても一国一城の主になる」と夢を抱いた(以前も何度か書き込みました)

たまたま運が良くてその夢(本当に小さな有限会社)は叶えられた

ただ、ボクの脳みその中で「小さな会社」を作るというイメージが強かったので、20年を掛けても「大きな会社」に育てる事ができなかった

後輩から会社の規模で追い抜かれて、一時は悔しいという感情に溺れたこともあった

考えちゃダメだと思いつつも妬んだり自己嫌悪したり。。。

今はおかげさまで悔しくないし羨ましくもなくなった

やっとそんな感情から卒業することができそうです

定年とか引退などと表現していますが、ボクにとっては欲望(売上金とか純利益とか役員報酬とか)からの卒業です

欲しい物とか海外旅行とか、まだまだ完全に捨てきれていませんが、それらを手に入れるためにはどのくらいの努力が必要か?解ってきた

 

資本主義の社会の中でお金や地位や権力をモノサシにして必死で働いた

これらの物差しの基準で測ると、自分の中のゴールに50歳で到達した

もちろんもっともっとゴールを遠く高く設定する事は簡単にできる

だけどボクは思い留まってしまった

そこにたどり着いたら、また新たな目標を設定しなければならないだろう

競争相手がいる場合はゴールや目標すら自分で決められなくなる

そして資本主義の主人公であるお金から縛られる事になる

借金に対する感覚麻痺をおこさないと平静でいられなくなる

使えるお金は増えるけど、麻痺の程度も強くなる

 

ドーパミンで脳みそが溢れる

 

例えとして良くないですが、やっと性欲が枯れてきたみたいな感じです

若いときは好きな子を口説くためなら、それこそ死に物狂いで行動していました

当たり前ですが、もうそんな努力はしなくて良い

欲がなくなったのですから

やっと平穏な心を取り戻せそうです

 

昨日、年金請求手続きの封書が送ってきました