定年後の資本論・・・その1、金融資本
定年後の収入は国から頂く年金が中心になるのだから、資本主義というより社会主義に近いのかも知れません
しかし、支給される年金の額は厚生年金の有無や現役時代の収入などで差が出てきます
また、年金以外の資産・資本の量が千差万別であることは間違いなく、生活に与える資本の影響は決して小さくないと言えるでしょう
そこで、ボクたちの定年後の資本をどのように活用すべきか考えて行きたいと思います
資本は大まかに次の6種類に分けることにします
1、金融資本 2、不動産 3、知的資本 4、人的資本 5、社会資本 6、自然資本
金融資本
代表的なものは現金・銀行預金です
その他に株券や証券などのお金と代替可能なものを指すことが多い
ローンや借金などもマイナスの資産として計算され、資本となります
定年後には収入が大きく増えることは考えにくいので、できるだけ金融資本を減らさないのが、精神的に余裕のある生活を送る秘訣になると思います
そのために生活費は年金などの収入のなかで賄うのが重要になってきます
ボクの場合はゴルフ代で月に1~2万円支出過多になりそうなので、その分働いて収入を増やすか、ゴルフの回数を減らすか決めなければなりません
金融資本は個人差が激しく時として残酷な状況を作り出してしまう、資本主義の元凶と呼ばれたりもします
月々千円ずつでも減っていったら(仮にそのペースでは100歳までゼロになることはないとわかっていても)すごく不安になりますが、逆に月に千円ずつでも増えていったら謎の安心感に包まれます
このように金融資本は冷たい数字ではありますが、案外精神的な要因で生活に余裕ができたりするのもです
なお、厳密な意味では、事業などで資本を投資して資産を増やすのですが、定年後では資産を残すことで精神的な安定という利益を得ると考えたほうが良いのではないでしょうか
人と比べず、収入内で暮らしていくだけで老後の不安は少なくなるはずです
ちなみにボクの年金は月に14万円あるかないか?平均以下だと予測しています