お弘法さん祭り
ボクが住む地域には「おこぼさん」という行事があります
正式には弘法大師祭と思われますが、弘法大師の命日を祀るという感じではなくて地域住民の健やかな生活を祝うという雰囲気で、全国で少しずつ形を変えて存在しているようです
ここいらの風習では女性が祠に集まりお供え物をして子供達にお菓子を配るだそうです
別名女祭りとも言うそうです
子供達にお菓子を配るのはおそらく「おせったい」だと思われます
wikiの空海のページを見ましたがはっきりとした記述はありませんでした
はっきりとしているのは空海の命日を祀る行事があって、たまたまボクの班に祠があるので班長として責務を全うしなければならないことですw
で、明日のおこぼさん祭りは中止することにしました
新型コロナ感染症がまだ2類であることを理由にしました
仮に開催したとしても参加する住民は多く見積もって3人です
おせったいを受ける子供は一人もいません(中学生が一人)
すでに行事としては成り立たない状況なのです
次の「おこぼさん」は8月になっています
その時までに現状維持して継続するか、形を変えて残すか、一切を終わりにするか決めないといけません
次の班長のためにもそうした方が良いと思います
仏教の事は良くわかりません
お釈迦様が菩提樹の下に寝そべって覚りを得た。例えば人と自分を比較するなとか、そもそも人も自分も個として存在していない共有の存在なのだとか
弟子達が尾ひれを付けて壮大な仏教になった
長い年月の間には偶にすごく頭の良い天才が現れて哲学的な倫理を解明するものだから心底信じ切ってしまう人も多くなるのだと思います
空海が天才だった事は間違いないでしょう
弘法大師祭りが地域に果たしてきた効果も少なくなかったと思います
だけど、これほど担い手が減ってはどうにもなりません
新しい開催方法を考えようと思います
NPO法人を作るとか