ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

定年まであと1年7ヶ月

セミリタイアライフとかいって、普通に労働していた件について謝罪します

現実は、始業時間までに出社し、就業時間まで会社で過ごしていました

ただ、厳密な意味で集中して仕事をするのは2~3時間

問題がなければ本を読んだり、営業活動という名のおしゃべり行脚をしたり

畑で野菜を育てたり、地域住民に花の苗を配ったりしています

正直に書くと、体がきつい時は昼寝もします

不真面目と思われても仕方ありません

 

そんなだったらスッパリと退職して後任にすべてを託すのが絶対にいいと考え、職員にはその意向も伝えています

よくわからん罪の意識から、役員報酬も20万円以上削りました

だけど、引き継ぎは易しくないんです

 

44歳の頃、ほぼすべてを賭けて起業したんです

全部無償で後継者に渡すことはどうしても出来ませんでした

老後の資金もありませんし、、、

それに、株に関しても譲渡税が掛かるらしいのです

後継者に多額の納税義務が発生します

まずは簿価から3割引で考えましたが、それでもサラリーマンがおいそれと出せる金額ではありません

逆に簿価を下げるためにボクが退職金を受け取ることにする

これなら株式譲渡の負担も小さく出来る

 

でも引退できない本当の理由は、後継者にその準備が出来ていないからなのです

とても小さな会社ですが、経営方法は広範囲で、上手に指導できません

なるべく優しく教えたいのですが、それが一番難しい

 

そうやってズルズルと時間が過ぎていくのです