続・理学療法士の不都合な真実
当ブログにおけるGoogle検索が最も多い記事が同業者をイジったこれです。
非常に雑で悲観的な 文章になっているので、すこし建設的な言葉を加えようと思います。
まず、不都合である理由は、単に経済的にうま味がないということだけです。
多くの理学療法士は病院勤務と思われますが、福利厚生はしっかりしているし、経営も安定しています。自分の業務に集中していても問題ありません。
また、世間のステータスも決して低くはない。高齢者にはむしろ尊敬される職業でしょう。
家族も満足しているに違いありません。自信を持ってください。
問題は冒頭に書いた経済的側面です。
役職なしも理学療法士であれば年収300万円~600万円と見込まれます。
理由は前回記事に書きました。
仮に子供を2人、大学まで通わせようとしたら厳しい収入です。それだけで2千万円は用意しなければなりません。子供を授かってから毎月10万円ほど貯金しないと間に合いません。
だけど、所詮お金のことです。課題解決策はいくらでもあると思います。
① 稼ぎのいい伴侶を持つこと。
今や共稼ぎ世帯は大多数派です。当たり前です。相方の収入が自分と同じくらいなら世帯収入は当然倍になりますので、一気にイージーモードになります。
② 役職を得ること。
役職なしではおそらく年収300~400万円だろうと思います。しかし、役職を持つと、うまくやれば1000万円くらいまで望むことが出来ます。経営陣から医師よりも有能と評価されなければいけません。その為には病院のキーパーソンに激しく売り込みをかける必要があるでしょう。もしも嫌われたら500万円もノーチャンスです。
③ 第一人者になること。
世の中のお金は平等に流れてきません。ビジネスの世界では1位と2位では倍以上の差が生じることは常識になっています。理学療法士の世界でもテッペンをとれば自然とお金が流れてきます。どんな分野でテッペンをとるか?が肝になるでしょう。ボクが20歳だったらプログラミングで理学療法士の第一人者を目指すでしょうね。
④ 起業する。
前回も述べているので割愛します。リスクさえ取れば経済的自立の可能性はかなり高くなります。向き不向きもあると思います。
繰り返しますが、理学療法士は素晴らしい職業です。問題は経済的側面だけです。意思を持って行動すれば解決できます。