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還暦オーバー!今日もチャレンジ!

理学療法士の不都合な真実

こんにちは、どうにか元気な60歳のこもしんです。

新型肺炎もあと1週間が山場という事ですが、ボクの現場仕事もあと1週間です。頑張ります。

どうして現場に出ているのかと言えば、常勤の理学療法士が突然退職したからです。人にはそれぞれ事情がありますし、就業の自由もありますので多くは語りません。最近、このブログで理学療法士(以下PT)に対してネガティブな書き方をしているのは、そのせいです。

 

理学療法士(PT)とは理学療法を中心に、リハビリテーションを支援するチームの構成員です。普通は医療機関で働いています。

日本の医療組織は、常に医者がリーダーです。PTはその部下です。医師が「リハビリテーション指示箋」という文書を書かなければ仕事はありません。「リハビリテーション指示箋」は基本的にお薬の処方箋と同じ扱いになります。お薬のように同じ指示を出せば、同じ効用がある内容の指示を出すのです。PT/OTであれば誰でもできる療法が処方されます。

要するに医師の指示がなければ理学療法は実施できないのです。脳みそは医者でPTは手足という事です。さらに免許があれば誰でも良いのです。

PTは自らを治療家と名乗っていますが、治療助手です。看護師さんと同じですね。リハビリテーションチームの一員として治療に加わります。個人プレーではありません。

 

基本、医療機関で業務しますが給料の原資になるのは医療報酬です。大雑把すぎますが、月に最大80万円くらいです。社会保障費などを考慮すると給料は60万円くらいが限界です。あとは管理職手当を上乗せすることはできます。まあ、上がつかえていると思いますが。

それでも、病院などは医者が稼いでくれるのでコ・メディカルは安心して生活設計が出来ます。医者の言うことさえ聞いていれば安泰です。売り上げの心配もしなくていいです。あなたの売り上げは全体の売り上げの数パーセントですから。

医療機関以外で働くPTはさらに大変です。ちなみにデイサービスで機能訓練指導員として働く場合、PTとして稼ぐことが出来るのは56単位/1人です。頑張っても1日30人ですから月に35万円が限度です。社会保障費等を考慮すると、利用者の送迎業務やその他雑務は仕方ないでしょう。

利用者に感謝される素晴らしい仕事ですが、リッチマンになれる職業ではなくなっています。それなりの生活を計画するべきでしょう。共稼ぎなら何とかなります。

 

先輩として、今の状況を作ってしまったことを反省しています。ボクら先輩がもっと地位を上げる努力をすべきだったのです。

ボクは勧めるのは自分で事業を始めることです。特に介護保険はハードルが低いです。理由は、PTであれば利用者のニーズを正確に把握することが出来るし、成果を出す方法を知っています。そして結果を出せば近隣のケアマネージャーが競って新規利用者を紹介してくれます。こんな楽でいいのかと思いますよ。

保険外のリハビリテーションサービスも増えてきました。厳密には利用者の身体に触れるとグレーゾーンですが、より少ないリスクでチャレンジできます。