ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

知っていてもあまり役に立たない「あはき法」

先日、マッサージ屋さんに行ってきました。90分4500円でした。背中の筋肉がほぐれて、翌日は家庭の仕事が捗りました。気分も上々です。

マッサージ屋さんと書きましたが、正式にはもみほぐし店となっています。いや「もみほぐし」というサービスも正式にはグレーなのですが。

あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律という長い名前の法律において、国家資格を持った人がこの業務に就くことができることになっています。

ようするに、資格が必要なのです。

ただ、今のところこの分野で、無資格者が逮捕されることはないようです。法律自体が古いこと、社会情勢が変化していること等が理由と思われます。そして処罰の対象となる行為は、医学的観点から人体に害を及ぼすおそれのあるかどうか、というあいまいな判断基準になっています。過去に健康ランドが摘発を受けたという判例があるみたいです。だから白でも黒でもない灰色ということになります。

ボクとしては早く法律を改正して、安心安全な新しいルールができれば良いと考えます。逆に安全でない方法で(関節をボキボキ鳴らすなど)治療などと宣伝するサービスを撲滅するべきです。

因みに、整骨院接骨院)は柔道整復師という資格を持った人が施術していますので一応安全です。

 

ということで、安全で上質なマッサージを受けることができるには、多少の法的知識が必要なのかも知れません。そしてマッサージは心身のコンディショニングという観点から健康維持の一つの方法だと思います。

さらに蛇足になりますが、ボクが持っている資格の理学療法士は医師の管理下でないとマッサージも出来ないことになっています。もちろん育成校でも習ったことはありません。だからデイサービスの理学療法士にマッサージをねだるのはやめましょうね。