ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

初老時代 たぶんボクは認知症になる

いや、もうなっているかも知れない。

先日、友達とゴルフを楽しんだ時、たった5分前のことをすっかり忘れてしまうことがあった。

2打目を打ったこと自体を忘れている。

ホールアウトしてから、スコアを宣言するときに困ってしまった。

「ダボだったかな?」友達に聞くと、「ボギーなんじゃない?」と答える。

それで一打目から順番に思い起こす。

一打目はちょっとひっかけ気味に左のラフに落ちた。

そこから2打目がどうしても思い出せない。

小さくアプローチしてグリーンに乗ったことは覚えている。

それが3打目なのか4打目なのかが分からない。

 

脳みそが疲れやすくなっているのは気付いていた。

午前中は今までのように事務処理ができるのに、午後になるとダメだ。

耳鳴りが始まり、集中力がなくなる。

むりやり作業に挑むと、簡単なミスを繰り返し犯す。

だから、午後はなるべく仕事をしない。

 

脳が劣化しているという自覚がある。

妻との会話の中で、言葉じりをとって指摘してしまう。

「まずい!またやってしまった」

と思うのだが、その時は表現の間違いを指摘しなければ自分の発言も曲解されてしまうとつい考えてしまう。

「そんなもの話の流れで判断できるでしょ」

と妻に反撃される。

結局は、脳に余裕がないから曖昧さを認めることができない。

 

もうこうなったらなるべく素直になろうと思う。

ゴルフのスコアは友達にも数えてもらう。

妻にはボクの思考過程を理解してもらう。

頑張りすぎて混乱するのだけは避けたい。

 

ただ、ありがたいことに、まだ思考能力や判断能力は低下していない。

本も読めるし内容を理解もできる。

理解はしたが忘れることはある。

良い話だなぁと感動しても、ちょっと時間が過ぎれば、なんで感動したのかな?となる。

 

まあ、仕方がない。

自分の記憶の曖昧さには許しを請おう!

他人の曖昧を許容するためには勇気をもとう!

そして残り少ない時間を大切に使おう!