セミリタイア~ある日の友人との会話
中学校の同級生とゴルフをしました。二人ゴルフです。
自営業を営む彼は、まだまだ気力も体力も十分な元気ジジィです。
ゴルフの腕はと言うと、スコア100程度のボクとあまり変わらないへっぽこです。
二人でコースを回る時はいろんな話をします。
気を許すことができる友人とのゴルフはそんな楽しみもあるんです。
先日のゴルフでは、老後の過ごし方やお金の話題が多くなっているかな。
ボクが「65歳からは月30万円もあれば十分だよね」と話すと
彼は「いやいや今の生活のレベルを落としたくない」と返されました。
すこし驚きましたが、彼が言うには「仕事を続けて少しづつ稼ぎが減るのはしかたないけど、積極的に収入を減らすのは馬鹿げている」とのこと。
なるほど。例えば薬剤師などの資格を持っていれば、勤務日数を減らしてもある程度の収入になる。だから可能な限り仕事を続けたいと考えるのが普通の考え方かもしれない。
ボクが「ボロボロにくたびれるまで働かないで質素に遊ぶ方が楽しいじゃん」と言うと
「質素な食生活なんてイヤ!旅行とかも行きたいし」と話す。
まだ、バイタリティが有り余る彼としては、61歳はガンガン稼いでガンガン使うステージなのでしょう。
同じ61歳でも、ボクなんかは1日も早く仕事のストレスから解放されたいと思っているから意見が合わない。
そもそも同じ年齢だからと言って同じ生活ステージではないよな。それぞれ環境も考え方も違って当たり前。同級生だからと言って同調や共感を求めたボクがまちがっていた。
ボクはボクなりにセミリタイア生活を楽しめればいいだろう。
友達を巻き込んじゃダメだ。