セミリタイアと社会課題
少子高齢化は予想通りの進捗を見せています。
日本の人口は減少の一途です。
加えて、高齢者率は28.7%と過去最高になっています。(2020年)
このことは、日本の衰退は待ったなしという事を意味しています。
すでに国力の減退は始まっており、多くの指標で発展途上国よりも低位です。
このまま国は廃れていくのか?子や孫に相対的貧困を押し付けることになるのか?はたまたV字回復はあるのか?
セミリタイアラーがその鍵の一つを握っているのかも知れません。
70歳またはそれを越えて就業することになったら、国の生産力は若干ではありますが向上します。しかし、年老いてまで働かされるのはまっぴらだと言う人のほうが多いでしょう。ボクもそのうちの一人です。セミリタイアラーです。
働かないで生産する。働かないで国を豊かにする。そんなことできる筈がない。
可能性はあります。
投資です。単純な金融投資ではありません。事業に投資するのです。若い優秀な事業家に資金援助するのです。間違っても「自分の」利益を求めてはいけません。若者に利益を渡すことで、国益に繋がるのです。ジジィが儲けたってあまり意味がありません。
具体的には近所のラーメン屋とか花屋とかwebデザイナーとかです。せいぜい100万円くらいの出資しかできないのですから、ちいさな事業に限定すべきです。そして大きく成長する事業かどうかを判断する能力が必要です。その目利きはジジィには有利だと思いたいです。
ジジィの利益はたまにラーメンを食べに行ったとき、無料で一杯食べられるくらいにしときましょう。でも、お金に変えられない満足感はあるはずです。
誰かに与えてもらうより誰かに与えて、それが社会の課題解消に繋がるのであればジジィの本望でしょう。
あっ別にジジィ限定でなくとも、ババァでも構いません。