セミリタイア ケチは美徳だ
一概に長く経営に携わる人間はケチだと言えます。ボクもそうです。
大波小波を越えてきたからです。
人生の大波小波を越えてきた人たちもケチであるべきです。
これからも波をかぶりながら生きて行かなければならないからです。
ケチの中身は重要でしょう。
なんでもかんでもケチればいいという物ではありません。
人を幸せにする出費にはドンドンお金をつぎ込むのが良いでしょう。
逆に見栄や世間体のために使うお金はもったいないと思います。
何十年も人間という稼業をやっていくうちに解るのもなのです。
他人が手に入れたアイテムが楽しそうだから、同じものを手に入れると自分も楽しいはずだと勘違いして、なんとなく寂しい気持ちになったご同輩はたくさんいると思います。
価値観は固有のものです。
環境や性格が違うのですから価値観も違っていて当然です。
だれかが決めた価格を鵜呑みにするなんてバカみたいと思いませんか?
そう考えていくと、世間からはケチだと思われてしまうのです。
だってボクにとってはイタリアン料理なんてワンコインの価値しかありません。
逆に、毎日7時間以上過ごすベッドには50万円かけても惜しくないです。
服装は清潔であれば合格です。それにセンスが加われば優勝です。
お金さえかけていれば、ある程度の保険になると言う考えは甘えです。判断から逃げているのです。
自分の頭でひとつひとつの価値を判断すると、ケチになります。
もっと有意義な使い道がある。もったいない。
周りの人と自分自身が幸せになるお金の使い方がしたいのです。
まあ、ただの貧乏人の考えです。
では、有り余るほどのお金があればケチでなくなるのか?
いいえ、もっと有意義な使い方を考えます。