ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

セミリタイア 遊ぶために生きる

いよいよ今週末にバイクが納車されます。たった110ccのちいさなバイクですが、待ち遠しくて準備に余念がありません。いろいろ装備品を買いました。ヘルメット・荷台のかご・スマホホルダー・風防・スマホ用電源など。

バイクだけではありません。ドローンも手に入れました。FPV(一人称視点)のVRで操作するドローンがほしかったのです。鳥のように自由な空の散歩が可能になりました。

モンスターハンターライズもポチりました。ワールドやアイスボーンはテレビの画面を占拠してしまうので妻が不機嫌になります。また、ボクは世界の崩壊をふせぐよりも村人に危害を加えるモンスターを退治しているほうが性に合っています。その点、任天堂Switchはちょっとしたすきま時間で村の平和を守ることができます。

 

ボクの場合、フルリタイアするまでにはもう少し時間がかかりそうです。もう少し働き続けなければいけないみたいです。そんな中、残り時間の使い方をあれこれ考えていますが、結論は「悔いなく遊ぶ」ことにしました。身体が動かなくなる日は誰にでも訪れます。突然訪れるか、ゆっくりジワジワそうなるか。その日が来た時に後悔をしないように遊び倒す。お腹いっぱい遊んでおわる。

もちろん遊ぶためにはある程度のお金が必要でしょう。遊ぶ内容にもよりますが、バイクは34万円です。ドローンは中古(メルカリ)で3万円でした。その分は働いて稼ぐことにします。くたびれてはいますが、本業でもアルバイトでもまだ時給3000円くらいの市場価値はありそうです。あくまで遊ぶためと考えると苦行苦難の行為でもありません。

この遊ぶための仕事は、すべての人が享受できるものではありません。こんな働き方ができる状況に感謝しなければなりません。いくらかの社会的役割を果たし終えたボクらの世代にあたえられた果実です。そもそも子供も自立し生活費もあまりかからなくなっているのですから、仕事は食べるためというより遊ぶためのものになっているのではないかと感じます。

遊びの本質は楽しむことなのです。ときどき、仕事を充実させるために遊びは必要だとかたまには遊んで息抜きをしなければストレスがたまるなどと言う人がいますが、実は逆です。遊ぶために仕事をするのであって、仕事をするからストレスがたまるのです。だったら仕事をしなければ良い、だけどそうすると楽しいことができなくなるので仕方なく仕事をするのです。

なかには生きて行くだけで精一杯で、楽しみなんてこれっぽっちも存在しないと言う人もいます。本当でしょうか?まったく生活に楽しみがないのであれば一刻も早くいまの仕事を辞めるべきです。楽しく生きるために仕事があるのですから。本当は、何らかの楽しみがあるのではないでしょうか?風呂上がりのビールとか推しのコンサートとか日曜日の散歩とか。もっと楽しみたいのならもっと仕事をしなければならないこともあるでしょう。だけど自分が楽しめる遊びは自分で決めることができます。

ボクには豪華客船で世界一周の旅に出ることはむずかしいです。もっともっと働いて2千万円ほど稼がなくてはいけないからです。それは嫌です。それよりも110㏄のバイクで行く四国一周の旅を選びます。費用は50万円です。ボクにとってはそっちの方が楽しめる遊びなのです。世界を巡って知見を得るために遊ぶのではなく、ただただ楽しむために遊ぶ。ボクは遊ぶために生きるとこにしました。