ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

セミリタイアのリスク管理

ひとり旅を切望するセミリタイアマンですが、計画は蜃気楼のように現実化できません。ついこの間まではワクチンを打てば旅立てると考えていたのですが、変異種のせいでまたまた遠のきそうです。春なのに冷たい鉄格子のなかに閉じ込められているようです。

なにか行動を起こす時は、その事で起きるかも知れない都合の悪い事をあらかじめ考えます。法的に大丈夫か?身に危険が及ばないか?だれかに迷惑がかからないか?ほんの一瞬ですが判断をしているはずです。その延長がリスク管理だとボクは考えています。

ただ、いつもと同じ行動であれば、いちいち判断することは少なくなってきます。通勤のために車を運転するリスクは一定なのに「今日は運転すべきか?」とは考えません。いつもと違う行動を起こす時にリスクのことを考えるのです。

セミリタイアすると自分で生活をデザインすることになります。毎日が同じ行動でも良いし、変化にとんだ生活も望むことができます。当然、リスクの管理の量も大きく違ってくるでしょう。新しい事をやろうと思えば、何らかを得られる可能性も失う可能性も増えるはずです。逆にいつも通りの行動であれば、得られる物も失うものも最小限でしょう。決めるのは自分自身です。

どちらかと言うと頭が悪い部類にはいるボクは、歴史に学ぶより経験に学ぶ方がしっくりします。納得ができます。だからリスクを抱えても行動したいタイプです。それにリスクと言っても、今のボクにはもうどうしても避けなければならないリスクはあまりありません。最悪、いつ死んでも問題はありません。家族は自立し、社会的に果たさなければならない役割もありません。他者に迷惑をかけないだけがリスク管理です。

 

桜の舞う田舎道を気の向くままにバイクを走らせる光景を頭の中で夢想しています。まだ、旅立つことはできません。