ポッケ村は今日も平和だ
お盆休みは暇でした。出歩く気力もお金もないので、ひたすらモンハン2G for iOSをやっては昼寝するを繰り返していました。おかげで極度の肩こりと眼精疲労に苦しめられております。ゲームすら集中してできない身体になったのかととても寂しい気持になりますが、ポッケ村の平和は保たれており、今後も村の発展に寄与すべく飛龍を狩りまくろうと考える次第です。
ゲーム内では飛龍を狩るとゲーム内通貨を受け取ることができます。その通貨でより強力な武器や防具を作り、より強力な飛龍を狩れるようになります。結果的にポッケ村は飛龍に蹂躙されずに済むわけです。村の発展はモンスターハンターの力量にかかっているのです。そしてモンスターハンターは決してボランティアではなく自らの富と栄誉と探究心のために、日夜奮闘するのです。最終的には王室のような豪華な施設でブレスワインを飲みながら下界を眺めることになります。
地域を守るためにいろんなボランティアが頑張っています。実はボクも自治会の役員をしています。しかし、いつも疑問に思うのは、地域の何を守るのか地域の何に貢献すべきなのかという根本的な問題です。そもそも社会インフラを守らなければならないのは行政の仕事です。 そのために税金を徴収しているのだと認識しています。地域の課題に関しても行政が先頭に立つのは当たり前の事で、もし諸般の事情でそれができないのであれば行政は黙って見ているしかないのではないかと思います。その結果、地域が崩壊する危機が高まるのなら、国民から徴収した税金を正しく使うことができない行政が責められるべきで、ボランティア活動が足らないからではないはずです。そうして地域が衰退するのもある意味自然な事だとも思います。能力のない行政区は統合されたり消滅したりする方が今後の人々の幸せに繋がるのかも知れません。ただ、やみくもに守るのはどんどん無理と無駄を増やすだけではないでしょうか。
「それでは困る、30年ローンでマイホーム建てたばかりなんだ」
そんな人はまず、自分の間違った判断を責めてください。そのあと、行政の守備範囲外で自分が守りたい事を、同じ地域の同じ悩みを持った仲間を探しましょう。それが自治会です。自らの課題を解決すべく身体を使いましょう。身体を使うことができない人はお金を出しましょう。身体もお金も出せない人は文句を言わずに従いましょう。ボランティアはとても有り難い存在です。