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プロが教えるデイサービスの選び方 サービス事業所編1

こんにちは。元気な60歳こもしんです。

 平成8年から24年間通所系のサービスを運営してきて、 デイサービスの価値を見極める能力が自然と身につきました。しかし、デイサービスの価値が高いだけでも利用者の利益にはつながりません。

デイサービス事業者と利用する方との相性が重要なのです。そしてとても難しいことなのです。

 今回は デイサービス事業者の特徴や見るべきポイントを解説していきます。

1、規模

 

前回、記載した通り、デイサービスは規模によって区分されています。定員18名以下の小規模型(地域密着型)、月の平均利用者数が750名以下の通常規模型、750名から900名の大規模型Ⅰ、そして900名以上の大規模型Ⅱです。

それぞれに必要な施設の広さと必要な人員(スタッフ)が規定されています。

施設の広さは利用者一人当たりに3平方メートル以上となっています。これにはトイレとか浴室などは含まれず、利用者の食堂と機能訓練スペースの合計です。30名定員なら90平方メートルです。

 スタッフはどの規模でも共通で、管理者と生活相談員が常駐しています。

介護職員は利用者15名に対して1名、利用者が5名増えるごとに介護者を1名増やすようになっています。30名定員であれば4人以上の介護職員が常駐しています。

看護師は利用者10名以下の小さなデイサービスでは不要なのですが、定員が11名を超えると必ず常駐しなければなりません。

個別機能訓練というリハビリのオプションを提供するには機能訓練指導員を置かなければなりません。これは理学療法士や看護師、柔道整復師などの国家資格保有者でなければいけません。

人員基準はあくまでも国が定める最低基準です。それ以上に人員を配置しているデイサービスも多くあります。逆にギリギリで運営しているデイサービスもあります。例えば定員15名でも40名でも看護師は1名で基準を満たします。利用者にとってはどちらが有利でしょうか。

2、経営者の理念

規模が同じなら同様のサービスが提供されるかと言えば、非常に微妙です。本来、保険サービスである以上同等のサービスが提供されるべきですが、実際は市場競争原理や経営母体の特性に合わせた特徴のあるデイサービスが多くなっています。

例えば、リハビリテーション病院が経営するデイサービスはリハビリテーションに焦点を当てたサービスになっています。筋トレマシンなどが整備され、理学療法士作業療法士が人員の規定以上に配置されているでいさーびすもあります。また、精神科医院が母体なら認知症の利用者が利用しやすいようにプログラムされています。自然と認知症の方が多くなります。

看護師が経営しているデイサービスでは重症者も受け入れて、看取りまで実施している施設もあります。

経営者の理念は実際に利用してから分かってくる部分も多いので、事前に調べることをお勧めします。中には利用者の要望より経営者の理念を重要視するところもありますので注意が必要です。

 

以下の項目について解説予定です。

3、立地

4、設備

5、内容

6、加算

7、1日の過ごし方

8、実績

9、疾患への理解

10、認知症対応型デイサービス