数学が苦手な人のための経済学総論
こんにちは、こもしんです。
経済学とは何か?そもそも定義することは難しいのです(笑)資本の動きをなるべく論理的に説明する学問だと思いますが、完全な正解はありません。
心理学とかになると、もう最初から諦めがつきます。最終的には結論が出ない学問だという納得が出来ます。でも、経済学は出来そうな気がするんですよ。数字を多用して世の中の摂理を解明しようとします。でも、出来ません(笑)それが経済学です。
対象となるのが、資本の動き=お金や人材や不動産がどのような仕組みで動き、どのような要因で変化するのかを観察し、データを取り、推測します。ただ、それは空論です。人の心の動きを正確に捉えることができないように資本の動きも捉えることができません。なぜなら人の心が資本を動かしているからです。
しかし、これからはAIがあります。人の心もビッグデータを解析すれば、ほぼ捉えることが出来るようになるのではないでしょうか?そうなれば経済学はわれわれ文系の手を離れ、バリバリ理系の境域に移ってしまします。
視点を足元に置きましょう。
経済学を理解しようとしたときに、やっぱり算数は必要です。加減乗除です。ボクもギリギリ割り算までは出来ます。逆に加減乗除がわかっていれば経済を理解することは出来るのです。
トマ・ピケティという学者が21世紀は労働するより投資したほうが資本は大きくなると解説しました。例によってボクは人間にはこのような結論は出せないと信用していませんが、ある種の道筋ではあると思います。お金そのものがお金を生み出すことは数式を使わずとも理解できるところです。お金の量が少ない時にはそれで問題はなかったのですが、お金が増えすぎると生み出すお金の量も増えます。そしてとうとう労働の価値よりも大きくなったという事です。
100万円を金利1%で運用しても一年間に1万円しかお金を生み出すことはできませんが、一億円を同じ1%で運用すると年に100万円作れてしまいます。10億あれば1千万です。
ボクらの知らないところで、お金はドンドン増え続けています。10億円は夢の中の金額ではなくなっています。会社を作って上場させ、バイアウトすれば10億円は現実的なお金です。
対して、労働はどうだろう?10億円は非現実的なままです。賃金の中から必死に投資に回しても5000万円が関の山でしょう。同じ1%だとしたら年に50万円にしかなりません。とても悲しい現実です。
数学が苦手なボクらが出来ることは、決して会社の歯車になってはいけないという事です。会社を作るのがベストです。数学が得意な人を雇いましょう。そして歯車を回す方になりましょう。そうすれば、経済理論がチンプンカンプンでも経済的強者になることが出来ます。テキトーな事を言っても、皆んな神妙な顔をして耳を傾けてくれます。
知らないうちにあなたが経済理論を確立させているかもしれません。