ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

怒りっぽいおじさんの問題

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ボクが営むデイサービスのご利用者は120人ほどいらっしゃいます。119人とはとても良い人間関係を保っていますが、一人だけむやみに怒る人がいます。ボクが介護保険のサービス事業者(要するに社長)というだけで、威嚇や罵詈雑言など意味もなく攻撃されています。

 人は齢を取るにつれ、心理的傾向が変化していきます。心の問題です。でもそれは身体に起因したり、取り巻く環境にも大きく影響を受けているでしょう。心と身体と社会は密接に関与し合っているのですから。

 身体的(器質的)に言えば、新皮質と呼ばれる大脳皮質は本能などをつかさどる旧皮質を抑制するように機能していると考えています。怒りっぽくなったおじさん(おじいさん)は大脳皮質の障害により、抑制が効かなくなった状態にあるのではないでしょうか。

 心理学的には「防衛規制」という言葉で説明されることがあります。

防衛機能とは・・・受け入れがたい状況、または潜在的な危険な状況に晒された時に、それによる不安を軽減しようとする無意識的な心理的カニズムである[1]。欲求不満などによって社会に適応が出来ない状態に陥った時に行われる自我の再適応メカニズムを指す。出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

 社会的な側面をみれば、家庭生活では親や配偶者との死別、子供の独立など、大きな変化を受け入れなければなりません。また、会社を退職して、それまでの役割から引き離されます。無力感を感じないほうが珍しいのかもしれません。

それが、上で引用した防衛機制でねじ曲がり、人を攻撃する形として表れているのでしょう。ちなみに、ボクはその方となるべく接触しないようにしています。関係の改善なんて考えていると、ストレスでボクの心がねじ曲がるかもしれないからです。そっと距離を取るのが正解です。

 

 人類は下等な生物だと思います。戦争で人殺しするし、地球環境も満足に管理できないのですから。

霊長類とか威張っているけど、同じ種族同士殺しあう生き物が優れているとはどうしても思えません。知能は低くても高い次元で地球と共存している生き物はたくさんいます。ホモサピエンスは中途半端に頭が良いから、狡いことをつい考えるんでしょうね。

 自分自身を、自意識過剰なだけで下等な生物だと考えれば、物事が自分に都合よくできなくても当然だと思えるのではないでしょうか。あなたも私も、たまたまお猿が進化して生きているにすぎません。エラそうなことを言ってないで、種の保存という役目を終えた人たちは、なるべく邪魔にならないように生きて行ってもいいんじゃないの?と思います。

 

今日は毒舌が過ぎました。すみません。

それでは、また明日。