ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

メガネのミライ

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当然ではありますが、ボクはメガネを使用しています。老眼鏡です。持ち歩くのが面倒で、現在3つのメガネを、職場と自宅と車の中に置いています。

もともと、視力は良かったのです。両眼とも2.0でした。子供の頃、父親から厳しく指導されました。眼が悪くなるくらいなら勉強なんかしなくていいと。ボクは、自分に都合のいいことは素直に従いました。

 

NHKスペシャルで聞きかじったのですが、動物は視覚を持った時から飛躍的に進化のスピードが上がったらしいです。眼から得られる情報で、生存の可能性が高い環境を自ら選択できるようになったとのこと。他者を食べたり食べられたりするときに、視覚は相当有益な情報源だったと、理解できます。モノを見ることは、生きる上で重要な役割をはたします。

 

さて、60歳ともなると老眼になるのは仕方ない事だと思います。だからメガネで視力を補完しているのですが、そろそろ眼鏡にもイノベーションが起きるのではないかと考えています。近い将来では、ボクみたいにメガネを着けたり外したりする事無く、メガネが自動で調節する。また、携帯のカメラを起動しなくても、3回まばたきをすると、写真が自動で携帯に保存されるとか。。。早く実現してもらいたいです。

 

ただ、未来のメガネは視力(映像)だけを拡張する道具ではなくなるだろうと思います。

ARメガネは目の前にある映像という情報に加えて、ICT技術等からのデータ情報を提供する事ができるみたいです。ボクはそれだけでなく、メガネは頭脳も手に入れるのではないかと予想しています。AIを内蔵するということです。

脳波は微弱な電気信号です。現在はすでにこれを取り出す技術があります。それならば逆に脳に取り入れることもできそうです。メガネは脳に近い距離にあり、脳に電気的な刺激を与えるには最適なツールかも知れません。

 

視覚は外界の情報を自分の脳にinputする機能です。ですから情報を解析して役立てるのは自分の脳です。しかし、外部(メガネ)にAIを搭載するとなると、情報はまずメガネで処理されて、より有益な情報として自分の脳にinputされるか、もしくは自分の脳からoutputされた情報をメガネのAIに処理させ最適化された行動がとれるようになることも可能ではないでしょうか。

例えば、自転車で走っていても危険を予知する機能とか、外国人と接するうえで、言語や風習の違いから起こるトラブルを避けることが可能とか。目の前にいる人が自分にとって有益な人か、有害な人か瞬時に教えてくれるかもしれません。感情をコントロールする映像をメガネから見せられることも考えられます。すこし恐ろしい気もしますね。

 

それでは、また明日。