あの時、童貞じゃなかったら死んでいた。
年の瀬もいよいよ近づいてきました。60歳にもなると、年末はお墓掃除とかお歳暮とか子供たちの帰省とか、それなりに忙しく過ごしています。年が明けると、早々に同窓会もあります。
バタバタしているほうが不思議に考え事もするようで、来年は何をしようかと思いを巡らせます。先日ブログに書いた目標もやり遂げたいなと思います。
これまで、いろんな場面でいろんな目標に挑んできました。達成できたこともできなかったこともあります。
これまでのボクの人生の目標を列挙してみます。
1、セックスをするまでは死なないこと
2、大学生になること
3、一人旅をすること
4、社長になること
5、結婚すること
6、日本一周をすること
7、理学療法士の免許をとること
8、ポルシェ911を所有すこと
9、ゴルフスコアで90を切ること
10、日本で一番のデイサービスを作ること
もう忘れてしまったことも多いです。特にボクの脳みそは達成できなかったことは忘れるように出来ているのかもしれません。
いきなり、セックスが目標になっていて笑えますが、高校生の時に死んでしまいたい事があって、本当に死のうと思ったんです。ただ、まだ童貞だったため、死にきれませんでした。その時は、「生物として生まれてきて、種の保存が生きる理由の最も大きなものだろう」と思っていたんです。だからせめてセックスをした後に死のうと思いとどまりました。あの時、童貞で良かったです。
社長になることは大学生の頃に目標にしました。友達と比べて大きく秀でる才能が何もなかったので、社長になるしかないなと思ってました。ただ、残念なことに、小さい会社の社長になる!と決めた事でした。案の定、とても小さな会社しか作れませんでした。
それから、すごくモテなかったので、人並みに結婚したいと思いました。
未だに未達成のものは、6番、8番、9番、10番です。
達成して思ったことは、達成してしまったらなんだか寂しいということです。結婚してしまったら、もう他の女性と仲良くできませんからね。ほとんどの目標で達成するまでは努力して、努力の過程も楽しくて、達成目前になると、もう世の中がバラ色に染まります。でも、達成した日の翌日は、大きな虚無感に襲われます。人間って勝手ですね。自分一人で行動する時は、それをひっくるめて面白いとも思えますが、ボクのテキトーな目標につき合わされた人たちは、とんでもなく迷惑です。だから、達成の感動は長く続いている演技をしています。
一生懸命に生きていることで許してほしいと思います。
達成しない目標も要るのかな。
例えばお金持ちになるとか芸術作品をつくるとか。それだったら、どこまで行っても達成しない目標になるだろうと思います。小説とか書きたいなあ
忙しいのに、どうでもいいことを。。。。はい、ボクもそう思います。
それでは、また明日。