ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

老後2.0と投資の話

新しい老後の形と暮らし方を、主観的に書き留めるBlogです。

 

以前、「ルンバと投資と生産性」というエントリで紹介したように、株式投資やFXなどの話ではありません。もっと手触りがある本来の意味である「投資」について、僕の考えを伝えたいと思います。

comoshin.hateblo.jp

 

 齢を取ってくると、少しづつ心と身体が動かなくなってきます。あれだけ一生懸命に通っていた磯釣りも、もう2年も行っていません。仕事についても30~40代の頃のエネルギーは枯れてきて、冒険よりも安全を選ぶようになりました。ただ、挑戦心はまだ強く、あたらしい仕事の方法を毎日考えています。いろんなアイデアは浮かんでくるのですが、自分自身で労働するのではない、仕事の形もあるだろうと思います。

 

株などの金融商品に投資するのではなく、人間に投資する方法です。他人の事業にお金を出すのが普通のやり方。自分のアイデアを他の人に実現してもらう方法もあるのではないでしょうか?リスクは高く、リターンは小さい投資だと思います。ただお金を儲ける事が目的の人には全く向きません。鼻で笑われるでしょう。しかし、時代の変化はこれまでの方程式ではあてはまらないケースを生むと考えています。

 

わかり易く、例を示します。

 

例えば、ドローン事業。農業分野、測量分野、点検作業、エンタメ分野などこれから伸びる可能性が高いと言われています。若いやる気のある人を社長にして、セミリタイアーズはお金と営業の面で支援します。資金的には100万円くらいで始められるし、これまでの人脈を生かせばいろんな営業活動ができるのではと考えます。しかし、現場で汗をかくのがツライとかドローン制御プログラムを組む自信がないとかで、セミリタイアーズには荷が重いのです。それは若い人にはあまり苦にならない業務です。ギブ&テイクです。

 

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若い人の悩みも、これからの人生設計です。なるべく会社の歯車にはなりたくないという人が増えてきました。ブラック企業とかやりがい搾取などという言葉は、彼らの心が作り出しているとも言えるのです。若い人ほど企業に対する心理的なハードルが下がっていますが、現実に起業できる人はごく少数です。彼らには経験が少なすぎるからです。うまく補い合えばwin winの関係ができそうです。

 

セミリタイアーズは欲をかかず、若い人に利益を握らせるスタイルが上手くいきそうです。

例えで挙げたドローン事業なら、100万円の投資で軌道に乗った後、月に10万円ずつリターンがあれば30年間で(リタイアーズが90才になるまで)総額は3600万円になります。

 

株などの投資は、経営にタッチする事はできません。ただ、上がるか下がるか見守るばかりです。しかし人間への投資では事業のダイナミズムを感じる事ができ、生活を活性化させる大きなファクターになるでしょう。一旦成功したらリターンも十分ではないでしょうか。