セミリタイア small life

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ルンバと投資と生産性

運営しているデイサービスのフロアの掃除は、ルンバ君にお願いしています。皆さんご承知の、働き者のロボット掃除機のルンバです。僕がルンバを導入する時、他のスタッフから、特にサービス管理者から反対意見を頂戴しました。「ちゃんと掃除できるの?」「かえって手間がかかるんじゃないの?」「掃除は感謝の気持ちを持って職員にやってもらいたい」などでした。

 

一つひとつに対応して、納得してもらって導入するのが良かったのかも知れない、でも僕は、正直めんどくさいのと、結果で示したいという少し傲慢な考えで、独断導入しました。生産性を上げていきたいのと、投資の考え方を伝えていきたいという気持ちがありました。

 

ルンバにはいろいろなタイプがあって、僕は5万円くらいのグレードを選びました。いままでスタッフが送迎から帰ってきて、普通の掃除機でフロアを20分~30分くらいかけて掃除していました。ルンバを導入後は、同じかそれ以上の時間がかかりますが、本体の中央のボタンを押すだけです。そのまま帰宅しても、入念な掃除の後、ちゃんと充電ドックに戻ります。全く手間は取りません。

 

いままで時給1000円のパートのスタッフが、フロア掃除に20分かかっていたという事は、1日あたり333円の費用が発生していたという事になります。(社会保険料などを考慮するとそれ以上ですが)ルンバ君が毎日働いてくれるとこの費用が無くなります。ルンバ君の購入費用が50000円なので、50000÷333で約150日故障せずに働いてくれれば購入費用は元が取れます。それ以上に頑張ってくれると、そのまま利益になるはずです。あと150日稼働すれば50000円の利益です。もう、450日以上故障もせずに稼働していますので、うちの事業所では、10万円ほどの利益が発生している計算になります。単にルンバを導入しただけです。これが投資だと思います。お金を使う事でそれ以上の利益を得る事ができるかどうかを判断することです。

 

一つ課題があります。それはパートのスタッフの働く時間が削られたのではないかという問題です。もちろんそんなことは無く、今まで通り働いてもらっています。しかし、仕事の内容が変わりました。掃除ではなく、行事などの企画の立案や地域活動の方法などを話し合ったり、実際に実施する業務になっています。それでご利用者が一人でも増えたら生産性は爆上がりになるはずです。これはルンバ君にはむずかしい仕事になります。

 

時間は生きているうちは誰にとっても平等に与えられますが、その使い方はそれぞれです。生産性は低くても感謝の気持ちをもって施設を掃除してもらうという使い方を否定するつもりはありません。だけど、人間にはその時間でもっと有意義な時間を作ることができます。より多くの時間をかける事でより多くの収入を得ようとしたら、すぐに限界を迎えます。より少ない時間で同じ収入もしくはより多い収入を得る努力をしないといけないのです。皆がもっと豊かになるために、生産性は上げる必要があります。

 

ルンバ君の活躍はスタッフと共有し、もし買い替えが必要になったとき、個人的に投資できる可能性まで話し合いました。