定年後の自由(1)
一般に定年後は毎日が日曜日、自由な時間だと言われています
仕事から解放され、子育てもほぼ終了し、気ままな生活がずっと続くように思われます
本当にそうでしょうか?
少しだけ定年後の自由を深堀してみます
1、お金の自由
超富裕層以外はお金の心配をし続けることになるのではないでしょうか?
財産を減らさない努力、収入(年金等)と支出のバランスを保ち続ける努力、将来に備える努力、また家族に資産を残す努力などけっこう気を遣いながら生活しなければいけないでしょう
普通の人なら収入を増やす能力が見込めないので、限られた範囲の自由しかありません
趣味や旅行を計画するにも上に書いたことを考えると、自制が必要になります
働いていた頃に比べ、借金なども難しくなります
ただし、老後破産のリスクを背負って手持ちの資金を起業や投資に使うことも自由です
2、時間の自由
最も自由をを感じることが出来るのが時間です
朝寝坊も夜更かしも自由です
時間はすべての人に平等に与えられています(寿命という意味ではない)ので仕事をしていた時間がまるまる自由になります
ただ現実はせっかくの自由な時間をテレビなどで無駄に過ごしている人が圧倒的に多いでしょう
目的のない時間は余裕の時間という考え方もあるとは思いますが、もったいないとボクは思います
いままでスルーしていた庭の草むしりとか家事だとか、時間を使う作業は割と多いので有り余って仕方がない事にはならないようです
3、行動の自由、4、精神的な自由、5,社会的な自由は明日書くことにします