定年後の資本論・・・その2、不動産
資本を大まかに次の6種類に分けることにします
1、金融資本 2、不動産 3、知的資本 4、人的資本 5、社会資本 6、自然資本
2、不動産
定年後では、土地や建物といった不動産は資産ではありますが資本とはなりにくい性質のものになります
資本にするために定年後に自宅を改装してソバ屋を開店するなんて、愚の骨頂です
売却すれば現金を手に入れることはできると思いますが、少子高齢化で不動産の価値は一部を除いて下落していくのは確定済みでしょう
特に地方では
さらに経年劣化は必定ですので、不動産は負動産という認識で間違いないです
ただ、定年後の不動産を資本化する方法がまったく無いかといえば、わずかにあります
庭で野菜を育てる(笑)
非常に有効です さらに有益です 食費が浮きます 庭に出るのが楽しくなります
スーパーで一袋150円のジャガイモを買ってきて、一個だけ食べないで種芋にします
庭に植えると30個ほどのジャガイモができます
独立して無駄になっている子供部屋などは野菜の水耕栽培用に活用した方がQOLが上がるはずです 野菜は反抗しないしね
あとは、これは生産的かどうか微妙ですが、DIYを徹底する方法があります
棚や椅子を作るとかではありません
自宅の修理を可能な限り自分で行なうことで、本来修理業者に支払うお金を自分で使えるようにするのです
家電や壁紙をリペアしたり、雨樋を修理したり、太陽光発電を自作したり
考え方によっては数十万円の価値は生み出せそうです
とはいえ、不動産は定年後の資本とは言いがたく、維持しても価値は減少していきます
金融資産と同様に、あれば何となく安心する程度のものでしょう