母は今年で88歳
米寿のお祝いということで、久々に百貨店にプレゼントを選びに行ってきました。
「私はもう欲しい物なんてないよ」
そういうスタンスで臨んだ母ではあったが、売り場に着くと目の色が変わります。
店員さんとファッション談義まで始めて、ボクらは唖然。
コロナ禍でもあって、外出が少なかったこともありますが、元気がいい。
あっという間に3点、6万4350円のお買い上げ。
兄妹・義父母3家族を招待してお食事会を開催したと思えば、高いともいえない。
母にしてみれば、ご飯を食べるよりも洋服を買ってもらった方が嬉しいに違いない。
店員さんがボクの事を母の旦那様と呼んだこと以外は、良かったと思う。
もう一つ、良かったこと。
百貨店までの車の中で、母と同居中の娘に対して「子育て終了宣言」ができた。
これからは家族のために無理して働くことはないよと宣言した。
未来を含め、生活に支障をきたさない範囲で、趣味や遊びにお金を使う。
一緒に住んでいるからこそ、各々が自分の自由と責任をはっきりさせる。
なんだか肩から重荷が下りた感じがしました。
自由だ。