放浪の旅(6)自由への扉
1回目のワクチンを接種しました。
あと、5週間で自由への扉が開け放たれます。
そして、生涯初となる15日間という長期の旅を始めることが出来ます。
それを思えば、多少の副反応などへっちゃらです。
ただ、些細な懸念もあるのです。
ボクの自由への旅を阻止する要因が、二つあります。
デルタ株
デルタ株が猛威を振るっているのです。そしてこのデルタ株はワクチンの有効性を大きく減少させているとの、イスラエルからのニュースが入っているのです。専門家ではないので、ボクにはその真偽はわかりません。
ワクチンを打ったんだから、何も問題ないだろうと考えた皆さま、介護業界はそんなに甘くないのです。とにかくあらゆるリスクを徹底的に削るのが正義です。大事な高齢者様の命を預かっているのですから当然です。ご利用者様・スタッフ共に95%以上ワクチン接種済だとしてもです。もしかすると100万分の1の確率で、ウイルスをばらまいてしまうかも知れません。100万分の1の確率で。
だけど、ニュースが正しいとなると、自由への扉は開かれません。
台風シーズン
5週間後にボクの身体に抗体ができます。8月の下旬です。
まずまずの台風シーズンに突入している事でしょう。
関東にお住いの方々にはピンと来ないかも知れませんが、西日本は9月から11月まで恐怖におびえながら過ごしています。屋根瓦が飛ぶのではありません。屋根自体が飛ぶのです。
15日間という日程は、遠い南の海で台風が生まれてから日本上陸までの期間を軽く含有できる長さです。なんならその期間に大自然の驚異を2回ほど体験できます。
そんな生きるか死ぬかの時期に、会社を、自宅を離れることが出来るでしょうか?常識がある大人がとる行動ではありません。いわんや62歳が。
会社幹部と家族の根回しは順調です。同意形成は目の前です。
あとは自分自身の決断にかかっています。今はまだ、判断を下すタイミングではありませんが、時は刻一刻と迫っています。扉は、自らの手で開こうとする意志がなければ決して開かれる事はありません。
相棒のカブちゃんも少しずつ旅仕様にイノベーションしております。
今までのダンボ―君 → 中華製アルミトップ仕様
安物のサイドバッグ装着
左から携行ガソリンボトル・自撮り棒・360度カメラ・パンク修理キット・五徳ナイフ
果たして、今年中に旅立てるのか?(ドキドキ)