ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

人生はこれから

還暦を機に生活をリセットしようと思いました。格好よくいうと60歳になる直前で人生のグランドデザインを引き直すことにしました。その最初の手段としてブログを始めています。ココです。65歳で自分で創った会社を引退して別の仕事を持ちたかったのです。生来の飽き性で刺激がなくなると、どこか遠くに行きたくなるわがままな性格です。社長職など1日でも早く捨て去って自由になりたいのです。

ネットの世界は魅力的です。色々な可能性につつまれています。もちろん成功を収める可能性は現実の仕事のそれよりも低いわけですが、可能性だけは誰に対しても手を広げて迎えてくれているように思えるのです。勘違いかも知れませんが・・・。それでもネットの世界にいるといつも新しい発見があり、世の中は面白いこと間違いないと思わせてくれます。リアル社会に疲れているのも原因なのかもしれませんけどね。

それで、ふわふわしている可能性だけを追いかけようと足を踏み入れてみたのですが、当然あまい世界ではありませんでした。ボクには5年間の準備期間があるのだからと悠長に構えていたからです。このブログも伸びないし転売ヤーにもなれない。もの凄く初心者の段階でつまずいています。新卒3ヶ月で就職先から出戻ってきた娘のほうが、よっぽど実績を作って稼いでいます。利益で新型iMacを購入してブイブイです。ボクのほうは売上すらゼロのまま。くやしいです。

そこでもう一度、自分がやりたい事を再考してみました。果たしてどうしてもブログの広告収入を得たいのか?悪名高き転売ヤーになりたいのか?そうではありませんでした。ただ、月に5万円のお小遣いが欲しかったのです。それとこのまま社会から消滅するのが寂しかったからなのです。生きている実感を経済活動のなかに求めていたのかもしれません。ゴルフに週一行って上手くなりたい。思いついた時にふらりと放浪したい。漫画や小説を読みたい分だけ読めればいいと思っていました。それでは小さな世界に埋没する危機感とか恐怖とかが付きまといます。人生は本当にめんどくさいです。同時にとても面白いです。

これから始まる自分の人生に興味津々です。

 

 

ベーシックインカムについて考えてみた

竹中平蔵さんがテレビでベーシックインカムについての私案を披露し、若干炎上しているようです。ベーシックインカムとは「最低所得保障」などと訳される、月に8~15万円ほどを全国民に給付し、最低限の生活を保障する方法です。ただ、まだ理論や計画案だけで具体的には何も決まっていません。というか、導入されるかどうかもまったく白紙の状態で、議論を始めましょうといった段階なのです。だから竹中さんが何か言ったとしても全く心配などすることはないのです。それにベーシックインカムだけで暮らせと言っているわけではありません。今まで通り仕事をしても何の問題もありません。むしろ、仕事を継続する人が圧倒的に多いと思われます。今の所得プラスベーシックインカムということです。

何もしないで月に8万円~15万円貰えるとしたら、喜ぶ人が多いでしょう。僕だってそうです。だけど今でも財政赤字がすごい事になっている日本で、簡単にベーシックインカムを導入することは不可能に近いことだと思います。財源です。どこから原資を持ってくるかが問題です。今のところ現在の社会保障費を全部まとめたものを財源とするとされています。ボクもそれ以外で思いつきません。大企業と資産家に課税すれば良いと言う意見もあるかもしれません。しかし、それでは全然足りないし、日本から大企業と資産家がいなくなるだけでしょう。法人税の減収につながり、もらえる給付額が少なくなってしまいます。巨額の税金を納めてくれる人や法人があってこその制度と言えるでしょう。

ボクがベーシックインカムに対して感じる最大のメリットは、若い人が生活の不安を感じることなくチャレンジができるという点です。起業とかプログラミングとかアート活動とかスポーツとかです。思いっきりチャレンジできる環境が作れるのではと考えています。その中から世の中を大きく変えることのできる人間が現れるのではないでしょうか。もちろん人類を豊かにするサービスや活動という意味です。なるだけ多くの若者になるだけ平等にチャンスが与えられるメリットがあります。

逆に、デメリットは集中的に高齢者に向けられます。医療介護の保険制度と年金制度はベーシックインカムに統合されます。要するに今まで年金を20万円貰っていた人はそれが8~15万円になっちゃうということです。若い人なら労働する事でベーシックインカムに以外の収入を得ることができますが、高齢者には厳しいものがあります。さらにちょっと風邪を引いたと病院にかかると、簡単に4~5万円請求されることになるでしょう。入院治療となると数百万くらい覚悟しなければならないかもしれません。若い人は風邪などで受診しなくても平気でしょうし、入院など重い病気にかかる可能性は高齢者と比べるとかなり低いと思います。そもそも、長い間年金保険料払い続けたのに何なんだ!となることは請け合いです。

竹中さんはそんなことを解ったうえで、自分に有利な発言をしたのだろうと思います。

 

Rakuten miniが届いた

やっとRakuten moble よりスマホ端末のRakuten miniが届きました。

f:id:comoshin:20200919153046j:image

1年間の通信料はゼロ円!端末代もポイント還元で実質ゼロ円!使って見ない手はありません。だめなら1年以内に解約すればいいだけです。だから1年間は2台持ちになります。

齢を取ったからなのか、時代の流れなのか、スマホで会話をする機会が減っています。家族とはLINEでやり取りし、会社関係も緊急でなければメッセンジャーやSlackで事足ります。そう考えると、Androidもありかな?と思うのです。

さて、Rakuten miniですが、配送されるのが遅かった。7月頃(もう忘れた)に申し込んで届いたのが9月の中旬です。ボクは2台持ちするので実害ありませんが、契約期間の縛りがある人は致命傷を負ったかもしれません。さらに端末をアクティベーションする期限もあり、期限を過ぎると事務手数料代が発生するとか罰ゲームまで用意している。楽天経済圏ではぬるい事は出来ないみたい。娘に頼んでチャチャッとやっつけてもらいました。

Rkuten miniの主な使用目的はほぼ屋外(ウォーキング等)でのKindle本読み上げと音楽や動画を月5GBまで使い倒すことです。テキスト読み上げはかなり優秀だと聞いています。amazon musicもオンラインでストレスレスです。そして通信スピードが1Mbpsに落ちた時、YOUTUBEは無理でもPodcastがどれくらい使えるかを検証するつもりです。

とにかく小さいですので簡単にパンツのポケットに入ります。これは大きなアドバンテージです。iPhone11は大きすぎてウォーキング専用の極小ディバックを使っていました。Rakuten Payを使えばコンビニで水分補給できるのでほぼ手ぶらです。快適です。使えるようなら今のauを解約します。たぶんだけど、その頃はiPhone用のSIMも用意されているのではないかと思います。

f:id:comoshin:20200919153141j:image

で、今朝試したところ、kindle読み上げは使えない・YOUTUBEは使える・Podcastは使える でした。

 

老人の役割

老人に役割などあるのだろうか?もはや老人は害悪のような扱いである。

コロナは色んな分断を生んだが、罹っても平気な人と罹ったら死を連想してしまう人との間の壁は地味に高いような気がする。経済をまともに廻したい若い世代と何が何でもリスクを取りたくない高齢者。

分かり合える部分は無いに等しい。

今でこそダイバーシティという概念が当たり前になっているが、つい50年程前の日本では社会的弱者と呼ばれる人の人権はおそろしく低かった。認知症が進んだ老人は精神科病院措置入院か自宅の奥に座敷牢を作ってそこに閉じ込めたりしていた。もっと昔なら姨捨山です。今では考えられない事ですね。それは虐待でも暴力でもなく、ただ集団が生き残るための一つの方法だったのだと思います。だから齢を取って自分の生産性の低下を自覚した老人は、生産力がある若者に、わずかに残っている自分の価値を提供することで生存権を主張する事ができたのだと思うのです。

老人の持つ価値とは経験や技術です。

労働が集約化され、機械化されるなかで老人の持つ価値はどんどん小さくなっています。老人の言葉など聞かなくてもだれも困らない世の中になりました。ただ一つ、政治の世界を除いては。

あらゆる方法を用いて政治に参加することで高齢者は、自分に有利な社会を形成する術を身に着けています。実際に生産力がある若者から富を吸い取る経験と技術はその一点に向けられているのです。もし、若者が積極的に政治に参加することになったら、社会は高齢者優遇ではなくなり、座敷牢とまではいかないまでも、悠々自適な老後などありえなくなるでしょう。社会保障とか、年金とか。

いわば、最後の砦です。

本来、高齢者は生産能力の高い若年者を支援する役割があるはずです。しかし、その役割の価値が認められないのであれば、方法は三つあります。①若者の政治参加を徹底的に潰す。②死ぬまで生産力を発揮する。③おとなしく来世に備える。

でも、ボクは若者のために出来ることはまだ多く残されていると思います。資産とか、資産とか。お互いに相手の利益を考えることで自分の利益となることもあると思います。情けは人の為ならずってか

 

政治との付き合いかた

政治にまったく興味がなくても、逆に興味がありすぎても辛いのはなぜか?

次期総理大臣になるのは誰か?一般国民には選択の権利が与えられていません。そういう制度だから仕方ないのです。そのうえ、自民党の派閥勢力のなかで、ほぼ決まったも同然なのだから、興味の持ち様もない。「はい、そうですか」と受け入れるほかない。今回もどうせ〇階さんの傀儡政権なんだからある意味安心している。ヒトラーみたいなのが出てこない限りは政治に関心が向かないのである。でもちょっと、安倍さんが五輪招致でマリオの恰好をした時に、ちょび髭がヒトラーに似てるなぁと思ったのはここだけの話。

だけど、そんな政治への無関心が今の日本を作っているのも確かなこと。

ちゃんと(ヒマだから)選挙に行く高齢者だけを見ていれば選挙に勝つ構造を作ったのは、若い無関心層。めんどくさい案件は先送りにする癖がついちゃった。野党が不甲斐ないせいで大企業も自民党と結託し、目先の利益のために国民の生活格差は日々拡がっている。一生懸命に働いても生活が豊かにならない階層が増え続け、そんな人たちが政治に関心を持っていない。

どこかで諦めている。

数年前(2015年頃)、SEALsという学生による政治活動が世の中の注目を集めたことがあった。時の知識層や政府そしてマスコミも緩やかにこれを圧殺して行った。たった1年ちょっとの活動だった。覚えているのはSEALsの主張は幼稚で議論にも耐えないもので恥ずかしいから早く解散しなさいという、世の中を牛耳っている側の意見だった。頭があまり良くないテレビやマスコミはこれに追従して学生の活動は分解した。確かに「戦争反対」「死ぬのは嫌だ」「憲法守れ」など簡単なフレーズを音楽にのせて繰り返す様子は、ちょっとバカっぽかった。

でも、バカでもいいと思う。

ボクみたいに知能が劣る人間にも選挙権はあるし、意見を主張する権利もある。東大卒などの頭の良い人達からすれば幼稚に見える意見でも、国民の意見であることは間違いない。主張を同じくする者たちと政治に対して活動して悪いはずがない。一部のエリートが多くの衆愚をコントロールするプロパガンダよりも100倍健全だ。あの時、安倍総理はなぜ学生と話し合わなかったのだろう?

あの時すでに、民主主義は滅んでいた。

これから日本は衰退の一途を辿るだろう。政治に関心を持たない(持てない)人たちがますます増え、密室政治がデフォとなり、多くの課題は先送りとなる。飼いならされて生きているのか生かされているのか分からない多くの衆愚が、死んだ眼をして働き続ける日本がもうすぐ完成する。

 

起業するならファーストペンギン

あるyoutuberさんが稼げない人はマネする能力がとても低いと言っていました。逆に言うと、上手く稼いでいる事業をコピペできれば事業が成功する確率は格段に上がると思います。 ビジネスは真似るほうが簡単に上手くいく事については異論ありません。ただ単にお金を稼ぐだけだったら何も考えないで上手くいっている人の真似をした方がいいでしょう。いっそフルコピーした方が良いでしょう。中途半端な思い入れや理念、好き嫌いなどのこだわりは邪魔にしかなりません。

 例えばタコ焼き屋さんで考えてみます。同じ様な環境で売れているタコ焼き屋さんを日本全国の中から探します。そして味はもちろん食材から店舗のデザイン、営業時間や人件費率、包装材から商品につける爪楊枝の数までコピーすれば失敗の可能性はかなり少ないでしょう。幾らかのお金は稼げると思います。しかし、それ以上の成果は期待できません。(経験という財産は築けます)自分がなぜ成功しているのかという理由もわからなくなる可能性もあります。自分の力だと勘違いするかの知れません。そして明日も明後日もやらなければならない事が決まっていて、それをいかに上手にこなしていくだけの毎日では楽しくないでしょう。

さらに、残酷な 資本主義社会では利益が見込める事業には必ず競争が発生します。人真似が稼ぐためのスキルなら誰でも(それができる人)真似をするでしょう。真似で短期的な利益を確保しても、いずれ真似競争になって少数の真似のスキルが高い人だけが勝ち残り、その他は消耗戦に敗れることになるでしょう。

ファーストペンギンは傷だらけという話はご存知かと思います。リスクを取れない人には利益を得ることもできない。大きなリスクにはそれに見合う利益があるという内容です。真似は確かに簡単にお金を稼ぐための手段ではあります。しかし得られるものはそれなりです。お金以外の達成感だったり充実感が圧倒的に足りないからです。それは自分の大事な時間と情熱と苦労に見合う結果は得られないと思うのです。すこしマゾ的ではありますが。一寸先も見えない中で、手探りで明日を探す日々がとてつもなくドキドキワクワクするし、生きている実感がある。わずかな利益でも稼いだ後の達成感はいかほどだろうと思います。 

 

 

 

 

 

ボクの老後資金計画

60歳から始めても、もう遅いよ。そう言われるのは分かっています。今まで何していたの?たったそれぐらいしか貯金できなかったの?はい、その通りです。貯金できませんでした。お金はあるだけ使ってきました。現状はすべて私の責任です。

そのお恥ずかしい我が家の現状をなるべく正直に記してみます。表とかにするとあまりにも恥ずかしいから、わざと文章だけでわかりにくく伝えます。現金の貯金は500万円くらいです。自社に1千万くらいの個人貸付があります。以上です。ありがとうございました。妻が幾らかへそ繰っているかも知れません。節約タイプではありませんので、まあ40~50万がいいところでしょう。ボクはFラン大学を出て、地元の企業に4年くらい勤めて退職し、リハビリの専門学校に3年通い、免許を取って14年ほど病院勤めをした後、起業しました。それから16年経っています。厚生年金をかけた月数がとても少ないのです。65歳からの年金支給額はおそらく15万前後と思われます。生きて行けません。だけど現金ではないのですが、会社そのものがボクの財産と言えます。簿記上の評価額は5千万程ですが、実際は3千万がイイ所でしょう。ただし、永く稼働できれば、それ以上のお金を生むことができます。要するにボクの老後資金は会社次第だという事になります。これはウィズコロナの状況ではとても厳しい現実です。来年は倒産しているかも知れません。

32歳前後から個人年金を月1万円だけ積み立てていました。金利がムチャクチャ良い時に契約しているので、65歳から75歳までの10年間は月に8万円弱の収入があります。75歳までは生きて行けそうです。問題は75歳以降になります。そこでこの7月から積立NISAを始めました。年に40万円積み立てて、もし利回りが3パーセントであったなら76歳時に750万円の資産になっている計算です。インフレ対策でもあります。それ以外の株式投資はやりません。損をする自信しかないからです。

あと、情けないことですが、妻の年金を充てにしています。彼女は高校卒業から14年間地元の金融機関に勤め、結婚してからは私と一緒に自社の役員として16年間、厚生年金をかけていますので、多少の年金受給が期待できます。今日は健康診断に引っ掛かったと胃カメラの検査に行きました。とても心配です。