セミリタイア small life

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

老人の役割

老人に役割などあるのだろうか?もはや老人は害悪のような扱いである。

コロナは色んな分断を生んだが、罹っても平気な人と罹ったら死を連想してしまう人との間の壁は地味に高いような気がする。経済をまともに廻したい若い世代と何が何でもリスクを取りたくない高齢者。

分かり合える部分は無いに等しい。

今でこそダイバーシティという概念が当たり前になっているが、つい50年程前の日本では社会的弱者と呼ばれる人の人権はおそろしく低かった。認知症が進んだ老人は精神科病院措置入院か自宅の奥に座敷牢を作ってそこに閉じ込めたりしていた。もっと昔なら姨捨山です。今では考えられない事ですね。それは虐待でも暴力でもなく、ただ集団が生き残るための一つの方法だったのだと思います。だから齢を取って自分の生産性の低下を自覚した老人は、生産力がある若者に、わずかに残っている自分の価値を提供することで生存権を主張する事ができたのだと思うのです。

老人の持つ価値とは経験や技術です。

労働が集約化され、機械化されるなかで老人の持つ価値はどんどん小さくなっています。老人の言葉など聞かなくてもだれも困らない世の中になりました。ただ一つ、政治の世界を除いては。

あらゆる方法を用いて政治に参加することで高齢者は、自分に有利な社会を形成する術を身に着けています。実際に生産力がある若者から富を吸い取る経験と技術はその一点に向けられているのです。もし、若者が積極的に政治に参加することになったら、社会は高齢者優遇ではなくなり、座敷牢とまではいかないまでも、悠々自適な老後などありえなくなるでしょう。社会保障とか、年金とか。

いわば、最後の砦です。

本来、高齢者は生産能力の高い若年者を支援する役割があるはずです。しかし、その役割の価値が認められないのであれば、方法は三つあります。①若者の政治参加を徹底的に潰す。②死ぬまで生産力を発揮する。③おとなしく来世に備える。

でも、ボクは若者のために出来ることはまだ多く残されていると思います。資産とか、資産とか。お互いに相手の利益を考えることで自分の利益となることもあると思います。情けは人の為ならずってか