ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

スモールライフ 豊かさの基準

 

生活の規模を小さくして豊かに暮らすスモールライフ<small living>に取り組んでいます。

ミニマムライフとは少し違うのはストイックに生活に制限を加えないということです。

本当に欲しいものだったらバイクとかゲームとか革ジャンとか手に入れて、楽しく暮らしたいと考えます。

 

お金は必要だけど、お金の多寡が豊かさを測る基準ではないと思っています。

時間が新しい豊かさの基準だと思います。

時間は誰にとっても平等で格差もありません。

 

時間をかける事が豊かさであって時間がかかっているモノほど価値がが高いと考えるのです。

例えば料理で説明すると、手作りの味噌汁とフリーズドライ製法の即席の味噌汁。

味だけで言うと即席味噌汁に軍配が上がるでしょうが、手作りのものが豊かな気持ちにさせることに異論はないでしょう。

例えば革ジャンは買ってきたすぐはゴワゴワして自分の身体に馴染んでいない。

でも、時間をかけて馴染ませる。オイルを塗って手入れを行なう。そうして革ジャンの価値は高まっていく。

 

世の中はグローバル経済の仕組みが出来上がっていて、品質の良い商品が市場に溢れるようになりました。

お金を使えばブランド等の付加価値があるバッグや財布も手に入ります。

そこら辺の中学生が持っている事があります。そのバッグを欲しがる事が豊かさでしょうか?

ユニクロの服も大変素晴らしいと思いますが、ゴツい501が馴染んだ時の快適さは変え難い価値です。10年は余裕で使えます。

 

自分にとって使いやすい道具は常に手入れをする事で本当の価値を生み出して行きます。

そんな手に馴染む道具に囲まれる事で生活を充実させていく事ができます。

手に入れるのにも苦労して、使い続けるにも手間がいる。

身の回りの多くのものがそんな時間を必要とするものばかりなら、数は自然と少なくなります。

少ない数しか持てないとなると本当に必要なものが明かに見えてくるでしょう。

 

そして一番の贅沢である事がわかってきます。

 

先週は家族で餃子を食べました。皮以外は手作りでした。ボクの担当はキャベツの微塵切りでした。

みんなでタネを包んで鉄板で焼いていただきました。

冷凍餃子の何倍も美味しい食事でした。贅沢な時間でした。多分ですがフォアグラより美味しいです。

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