スモールライフ 人生逃げ切り計画3(毒少々)
さて、前回のエントリでボクの本性があからさまになった訳ですが、今日もなりふり構わず逃げ切ろうとしている初老の男の頭の中をご覧ください。
お金が有るか無いかではなく、これまでずっと8時5時で働いてきて、それが当たり前になっていて、急に働かない生活に不安を覚えています。
それはある種の罪悪感と無計画に遊んだら破綻するかもしれない恐怖なのかなあ。
大学を卒業して就職した会社はパン屋さん
世の中の理不尽さを学んだ。至る所に地獄があってそこに落ちないために注意するポイントなど、学校では絶対に教えてもらえない勉強ができた。
営業部長は九州大学卒業のエリートだったけど社長に良いように使われていた。
新年会でセミの鳴き真似を強要されて、その後自宅に帰って布団をかぶって泣いたという話を以前書いた。
人柄が温厚ですごく尊敬していていたけど、あんな待遇は絶対に嫌だと決意のような感情が生まれた。
どうせなら自分が社長になる。使われるより使う方が良い。不自由よりも自由を選ぶ。それが茨の道でもかまわない。
結果的にボクの決意は実現し、なんとか納得できる生活ができている。だから経験はありがたい。
魚釣りが上達する方法
理学療法士として病院勤務することになって、なんとも平穏な生活に移行しました。毎日が平和な日々です。
組織TOPの理事長ともうまく付き合いできていたし、看護師さんからモテないこともなかった。順風満帆です。
あまりに暇なので魚釣りを始めることにしました。知識ゼロから始めるまったくの素人です。道糸とかサルカンとか何のことだかさっぱりわかりません。検査技師の助手の子に質問しまくってひとつひとつ解決していきます。この頃は楽しかったです。
魚釣りが上達する方法は色んな人から話を聞くことです。例えば釣具屋のオッサンとかそこのお客さんなどにどうしたらよく釣れる様になるかを訊きまくって、そして教えてもらった方法を愚直に実行すれば良いのです。
生半可な自分よがりの知識で大自然に向き合っても、なかなか良い成績は残せません。アル中みたいなオッチャンの言葉の中にも経験に裏付けされた貴重な真理が隠れています。光り輝く言葉を見つけたとき、アル中オッチャンの人生まで輝いてみえます。
少なくとも今まではそうやって先輩の経験を糧にして生きてきました。今後はどうなるのだろう。
聞かれれば、ボクが知っている経験を余すことなく教えていきたいと思っていますが、誰も聞いてくれません(笑)オッチャンに負けているようです。
積み立てNISA を始めたわけ
ある程度の種銭がなければ投資なんてできないと思っていました。でも積み立て方式だったら今からでもできることがわかったのです。
月に5万円〜8万円くらいなら継続的に投資ができる。今からでも75歳までに1000万円程度を確保できそうです。
それよりもボクが積み立てNISA を始めた理由は、もしかしたらインフレがあるのではないかと思ったからです。
これだけ国が紙幣を刷りまくったら過剰通貨状態になってもおかしくありません。物が少なく通貨が多い、状況はインフレ待ったなしです。
もしインフレになったらお金の価値は低下しますので現金で持っていたらヤバいです。
現金以外で一番安全なのが積み立て型のインデックス投資だったのです。
今のボクに残っている武器は経験と会社という資産だけです。この二つを使って実りの秋を充実させようとしています。
スモールライフ 人生逃げ切り計画2(毒入り)
現在60歳。平均的な健康寿命まであと15年。一日が貴重です。嫌な事をやっている場合じゃないのです。
休みたい
育てた会社は部下に任せて、まずはゆっくり休みたい。身体のメンテナンスが優先事項です。
ストレッチ教室、マッサージ、温泉、ウォーキング、ゴルフ。
メンテナンス終了まで2ヶ月は必要です(主観)
心身に活力を取り戻さないと、何も前に進めないきがしています。
仕事には飽きました。
昨日は、居宅支援事業所(ケアマネ事務所)の実地指導がありました。
いつもの事ですが、何でそんなに細かいことを取り上げるかなあって思います。
本来、指導すべきは保険者である自治体の介護保険に対する考え方や指針を浸透させるべきでしょう。
その上で、方針を具現化できる方法を指導してほしいです。
そうでないと現場であるサービス事業者はそれぞれ勝手に自分たちの考える理想を目指して努力するでしょう。
少なくとも完璧な記録書類を作るための仕事が優先されるべきではないでしょう。
体力が落ちると気力も落ちます。利用者との年齢的な差が少なくなってきた(笑
見ないで良いところまで見過ぎてしまった。
社長は孤独なポジションであることは随分前から納得していました。
それでもわかり合えない仕事観はモチベーションを削られます。
いまや会社の業績に無関心な社員が多数派です。給料さえ貰えればそれで良いという考え方にはついていけません。
結局、会社が繁栄しなければ自分の給料も増えないということを理解させることができません。
そんな職員にはボクは起業を勧めています。そうしないとその社員の人生は厳しくなるのが見えているからです。
ボクの経験(ほとんどの先輩方は経験済み)では、二人の子供が専門学校以上まで進学するなら、高校以降に1500万円から2000万円は必要になります。
給料を増やす計画を持たないと大変なことになるでしょう。
1ヶ月に40万円ほどかかります。もうビックリです。
貯めていた少ない貯金はあっという間になくなりました。
そしてやっと二人の子供が独立したのです。
40万円の経費がゼロになりました。当然、稼ぐモチベーションが低下しました。
家計のこと
ボクと妻の役員報酬が合わせて70万円。哀しいけどサラリーマンの平均以下までになっています。
だけど、田舎だから全く問題はありません。多分だけど、スモールライフを実践すると月に22万円ほどで生活できるのではないでしょうか。
遊ぶお金、冒険に使うお金はまだ見積もっていませんが、きっと月に10万円で足りるかな。
残りはダラダラと消費するのではなくて、計画的に活用したいです。インデックス投資とか(笑
4年後、年金支給開始のタイミングでボクの報酬を15万円にする計画です。妻の役員報酬を含めると家計の収入は60万円です。
そしてボクは会社に出勤しなくなります。
生活の規模を小さくして豊かに暮らすスモールライフを目指しています。嘘ではありません。
これで人生を逃げ切る計画です。でも経済的には全く安心できていません。
もう完全に資本主義に毒されているのを自覚しました。(楽天証券で積み立てNISA の口座を開設しました)
スモールライフ 人生逃げ切り計画1
そろそろ引退を考える人間にとって、最大の関心事は「いかに逃げ切るか?」でしょう。
あえて口に出して話す人は少ないでしょうが、心の中ではきっと同じです。
人生100年なんて煽られるから、びびってしまうじゃないですか。
でも、安心してください。これは0歳児の平均余命であって、現在60歳男性の平均余命は23.72歳です。
83歳でゴールの予定です。ありがとうございました。
さらに健康寿命では75歳です。あと15年がアクティブ人生です。
気が楽になりましたね。思い通りに生きれるのはあと15年。
お金の計画も15年分考えれば良いのです。あとの8年のことは考えても一緒かな。
それ以上長生きしたってあんまり楽しいことは無いですよ。さっさとおさらばしたほうが充実感は大きいのではないかとボクは思います。
どうしても、どんな状態になっても、長生きしたいと思う人に一つだけ提案があります。
それは老人病院見学体験です。
それはもう、なんというか考えさせられます。生きてりゃ良いとは言えないことを思い知ります。
だからあと15年間をしっかり生きる。思い残すことなく動き回れるのはあと15年だから。
残りの8年は考える気力もなく死ぬのが怖いから惰性で生きるんだとと思う。
15年間思い切り生きるために、大きく分けると不安は二つ。お金と健康です。
元気でお金があれば楽しいのではないかと思ってしまう。経験がないから分からない。
ボクの場合はもう一つ、「冒険する心」が必要です。これがないと惰性になってしまう。
自分の責任で「もう少しだけ遠くに行ってみよう」と決めて足を踏み出す。
それで大怪我をするかもしれない。その時は反省したり、でも楽しかったと自己肯定したりする。
そのことで生きている実感が湧くのはボクだけだろうか?
大それた計画でなくても良いと思う。小さな冒険のために自分の時間を使いたい。
何をもって逃げ切りなのか?それはもう少し考えを深めたいと思う。
遠くへ行きたくなってきた
今週のお題「遠くへ行きたい」
ボクらの世代は永六輔さんの歌を思い出しますね。歌手はジェリー藤尾でしたっけ。
遠くに行きたくなってきた
こうも行動制限が長引くとその呪縛から逃れたいと思うのは自然なことだと思います。
若い人ならなおさらです。
俳優の某山田さんとかを非難しないでほしい。どうしても許したくない場合は某山田さんが出演するコンテンツを見なければ、もうあなたとは関係ないのですからそれで許してやってください。話はそれましたが、ボクも遠くに行きたいです。
四国のどこかの砂浜で一人キャンプをしたいです。魚釣りをして釣れた魚を夕飯にして、酒を煽って眠りにつきたいです。
翌朝、砂浜で朝日を目いっぱい浴びたら、元の生活に帰ります。
現実はまだまだ遠くには行けない。県内のみの移動をお願いされています。
新型コロナウイルスがボクらの活動を制限しています。不自由を強いられているのです。
ふと、人間とか動物とか植物とか生命はどこまで自由なんだろうかと考えてみました。
食料が確保されていて安全であれば自由なのでしょうか?
ありんこもオオカミもどこまででも旅をすることができるのでしょうか?
自由な恋愛ができるのでしょうか?
安全や食料だけでは自由は手に入らないでしょう。
生き残るための活動が制限であり自由でもあるのです。
コロナウイルスがパンデミックを起こす以前にも、ボクらの活動は制限を受けていました。
法律だったり、会社だったり、家族だったり、経済力だったり。
簡単に旅に出かけることはできませんでした。
だけど、行こうと思えばいつでも行けるという気持ちはあったと思います。
行かなかっただけで。
コロナだったり、法律だったり、会社だったり、家族だったり、経済力だったりが可能であれば、すぐに動きたいです。
どこかの砂浜でまぶしい朝日を見るだけの、くだらない旅をするために。
本文とは関係ありませんが、はてな読者様から勧められて読みました。
とても面白かったです。
ホリエモンが都知事選に出馬する?
元気な60歳こもしんです。
ホリエモンのファンです。と言ってもホリエモンを尊敬しているのかと聞かれると答えはNOです。
どちらかと言えば面白いから観ているだけです。メルマガは取っています。
ホリエモンが都知事選に出馬する?
2~3週間前から噂はありました。しかしボクは否定的でした。
だって、都知事なんかになったらロケット飛ばせないし色々やってる事業も整理しなければいけません。なによりホリエモンが一番価値を置いている自由が制限される。
ありえないだろうと思っていました。だけど、
TouTubeなどを見ているとどうやら噂は本当っぽいです。
得意の炎上商法?
名前を売るための手法として出馬をするなら、ホリエモンの事だからアリなのかな?
当選する気持ちはハナから無く、自身の事業を有利に導くために、ある種のブランディングを行うつもりなのだろうか。
選挙手法はトランプ型?
もしもDaigoさんが言うように名前を売る目的であれば、選挙戦は大いに盛り上がらないとその効果は薄くなってしまいます。
そのために数日前からホリエモンはYouTUbe上で都政に関する発言を始めています。
昨日の動画(5/24)では激しい小池都知事叩きをしています。
明らかに意図的な叩き方です(笑)
トランプ大統領の手法を完コピしようとしているのでしょうか?面白すぎます。
小池さんのコロナ対策は選挙対策か!?って怒鳴っていますが、お前も同じだろ!と思います。
当選しても1年以内に辞職する?
ホリエモンは他人が試みた手法をまねてその人よりも上手く成果をだす能力に長けています。
最近ではオタキング岡田さんの考えたオタキングexというシステムをまねてHIU(ホリエモン大学)をつくりしっかり利益を出しているようです(しらんけど)
今度はあの立花さん(NHKから国民を守る党)からの入れ知恵のようです。
だとしたら万が一間違って当選しても早い段階で都知事を辞職するのではないでしょうか?
長年ホリエモンをウォッチしてきて感じるのは、彼は基本的に政治家には向きません。
弱肉強食が遺伝子に組み込まれているように感じます。政治みたいに非効率な仕事は3日で投げ出すに決まっています。
地方から見たら面白くてたまらないが、都民は振り回されること必至(草)
認知症の真実
元気な60歳こもしんです。
デイサービスを2店運営していますが、ボクは認知症のリハビリテーションが苦手です。
一生懸命対応していますが、自分が行う支援法に自信はありません。
多くの講習会や勉強会に参加していますので、知識的には十分だと思うのです。
しかし、認知症は知識だけではどうにもならないほど難しいです。
主に記憶障害を引き起こす疾患
認知症の代表的な疾患であるアルツハイマー型の原因は脳細胞にβアミラーセというタンパク質が蓄積することだと言われています。
そこで脳細胞が機能不全におちいり、結果として主に記憶障害を引き起こす疾患です。
特に短期的な記憶が障害されやすく、認知症テストでは記憶を試されることになります。
ただ、知能の低下は見られないことが多く、初期および中期までは人格も保たれていることがほとんどです。
それだけに本人及び家族は苦しむことになるのです。
記憶の問題なのになにか全人格が否定されたような扱いを受けたり、知能が低下したかのような見下ろしたような態度がとられると、本人と家族はとても傷つきます。
家族が最後まで認めない
ずっと一緒に暮らしてきたご家族さんが最後まで現実を認めたくないようです。
ちょっとぼんやりしているとか物忘れの範疇だとか考えてしまいます。
それで生活に問題がなかったら良いのですが、例えば台所でのボヤ騒ぎなどがあるとご近所さんが怖がって、一気に行動制限とか施設入所などになってしまいます。
コミュニケーションが断絶されると、支援する側される側どちらも孤独
記憶に問題があるとコミュニケーションがとりにくくなります。
多くの小さな記憶を統合させて会話が成立するためです。ちょっとした食い違いで滑らかな会話は難しくなっていきます。
会話が少なくなるとコミュニケーションの機会も少なくなります。認知症を持つ方が孤独になるだけでなく、積極的に会話を試みるボク達も相手の心に気持ちを届けるのが難しくなってきます。言語的はコミュニケーションだけでは不十分で、身振り手振りや顔の表情、身体の動かし方などの非言語的コミュニケーションを試みなければなりません。
時には急に歌を歌いだすなどすこし非常識な行動もコミュニケーションを取るためには有効な事もあります。
知れば知るほど感情移入して辛くなる
真剣に対応すれば、その方の苦悩が見えてきます。問題となるような行動をする方に限って、真面目に現状を改善しようとされています。それが突拍子もない行動に繋がってしまい、さらに適正な行動を取れなくなるのです。
そういう事が分かってくるとその方の気持ちが痛くなってきます。辛いだろうなと落ち込みます。
笑顔しか与えられない
周りの人達は認知症を患われた方をしっか理解してストレスが大きくならないように接することが大事だと言えます。
それでも本人や家族は辛い思いが軽くなることはあまりないでしょう。
ボク達はあなたの味方ですよと目いっぱいの笑顔をみせることしかできないこともあります。