スモールライフ 人生逃げ切り計画1
そろそろ引退を考える人間にとって、最大の関心事は「いかに逃げ切るか?」でしょう。
あえて口に出して話す人は少ないでしょうが、心の中ではきっと同じです。
人生100年なんて煽られるから、びびってしまうじゃないですか。
でも、安心してください。これは0歳児の平均余命であって、現在60歳男性の平均余命は23.72歳です。
83歳でゴールの予定です。ありがとうございました。
さらに健康寿命では75歳です。あと15年がアクティブ人生です。
気が楽になりましたね。思い通りに生きれるのはあと15年。
お金の計画も15年分考えれば良いのです。あとの8年のことは考えても一緒かな。
それ以上長生きしたってあんまり楽しいことは無いですよ。さっさとおさらばしたほうが充実感は大きいのではないかとボクは思います。
どうしても、どんな状態になっても、長生きしたいと思う人に一つだけ提案があります。
それは老人病院見学体験です。
それはもう、なんというか考えさせられます。生きてりゃ良いとは言えないことを思い知ります。
だからあと15年間をしっかり生きる。思い残すことなく動き回れるのはあと15年だから。
残りの8年は考える気力もなく死ぬのが怖いから惰性で生きるんだとと思う。
15年間思い切り生きるために、大きく分けると不安は二つ。お金と健康です。
元気でお金があれば楽しいのではないかと思ってしまう。経験がないから分からない。
ボクの場合はもう一つ、「冒険する心」が必要です。これがないと惰性になってしまう。
自分の責任で「もう少しだけ遠くに行ってみよう」と決めて足を踏み出す。
それで大怪我をするかもしれない。その時は反省したり、でも楽しかったと自己肯定したりする。
そのことで生きている実感が湧くのはボクだけだろうか?
大それた計画でなくても良いと思う。小さな冒険のために自分の時間を使いたい。
何をもって逃げ切りなのか?それはもう少し考えを深めたいと思う。