ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

スモールライフ 人生逃げ切り計画3(毒少々)

さて、前回のエントリでボクの本性があからさまになった訳ですが、今日もなりふり構わず逃げ切ろうとしている初老の男の頭の中をご覧ください。

お金が有るか無いかではなく、これまでずっと8時5時で働いてきて、それが当たり前になっていて、急に働かない生活に不安を覚えています。

それはある種の罪悪感と無計画に遊んだら破綻するかもしれない恐怖なのかなあ。

 

大学を卒業して就職した会社はパン屋さん

世の中の理不尽さを学んだ。至る所に地獄があってそこに落ちないために注意するポイントなど、学校では絶対に教えてもらえない勉強ができた。

営業部長は九州大学卒業のエリートだったけど社長に良いように使われていた。

新年会でセミの鳴き真似を強要されて、その後自宅に帰って布団をかぶって泣いたという話を以前書いた。

人柄が温厚ですごく尊敬していていたけど、あんな待遇は絶対に嫌だと決意のような感情が生まれた。

どうせなら自分が社長になる。使われるより使う方が良い。不自由よりも自由を選ぶ。それが茨の道でもかまわない。

結果的にボクの決意は実現し、なんとか納得できる生活ができている。だから経験はありがたい。

 

魚釣りが上達する方法

理学療法士として病院勤務することになって、なんとも平穏な生活に移行しました。毎日が平和な日々です。

組織TOPの理事長ともうまく付き合いできていたし、看護師さんからモテないこともなかった。順風満帆です。

あまりに暇なので魚釣りを始めることにしました。知識ゼロから始めるまったくの素人です。道糸とかサルカンとか何のことだかさっぱりわかりません。検査技師の助手の子に質問しまくってひとつひとつ解決していきます。この頃は楽しかったです。

魚釣りが上達する方法は色んな人から話を聞くことです。例えば釣具屋のオッサンとかそこのお客さんなどにどうしたらよく釣れる様になるかを訊きまくって、そして教えてもらった方法を愚直に実行すれば良いのです。

生半可な自分よがりの知識で大自然に向き合っても、なかなか良い成績は残せません。アル中みたいなオッチャンの言葉の中にも経験に裏付けされた貴重な真理が隠れています。光り輝く言葉を見つけたとき、アル中オッチャンの人生まで輝いてみえます。

少なくとも今まではそうやって先輩の経験を糧にして生きてきました。今後はどうなるのだろう。

聞かれれば、ボクが知っている経験を余すことなく教えていきたいと思っていますが、誰も聞いてくれません(笑)オッチャンに負けているようです。

 

積み立てNISA を始めたわけ

ある程度の種銭がなければ投資なんてできないと思っていました。でも積み立て方式だったら今からでもできることがわかったのです。

月に5万円〜8万円くらいなら継続的に投資ができる。今からでも75歳までに1000万円程度を確保できそうです。

それよりもボクが積み立てNISA を始めた理由は、もしかしたらインフレがあるのではないかと思ったからです。

これだけ国が紙幣を刷りまくったら過剰通貨状態になってもおかしくありません。物が少なく通貨が多い、状況はインフレ待ったなしです。

もしインフレになったらお金の価値は低下しますので現金で持っていたらヤバいです。

現金以外で一番安全なのが積み立て型のインデックス投資だったのです。

 

今のボクに残っている武器は経験と会社という資産だけです。この二つを使って実りの秋を充実させようとしています。