勝手に解釈 荒野より~中島みゆき
現代国語の試験で、作者の意図を読み解きなさいという問題があった。
そんなもん作者じゃないのに解るはずないじゃんって愚痴ってた。
でも、解答しなきゃならない。
だから自分の事として、勝手に解釈していた。テキトーですよ、テキトー。
久しぶりに荒野にてを聴いた。
中島みゆきさんが、ドラマ「南極大陸」の主題歌として書いた作品です。
望みは何かと訊(き)かれたら 君がこの星に居てくれることだ
力は何かと訊(き)かれたら 君を想えば立ち直れることだ僕は走っているだろう 君と走っているだろう
あいだにどんな距離があっても
僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう
あいだにどんな時が流れても荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな
荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない
まず、「君」と「僕」の設定ですが、「君」は息子、「僕」は父親と設定します
ボクの望みは息子がこの世界で元気で居てくれること
ボクの人生の原動力は息子の存在だ
たとえ時間や距離が邪魔をしても心は通じている
たとえ価値観が違っていてもお互いを尊重している
ボクらを取り巻く社会は過酷だけど、ボクは息子に伝えたい
ボクの事など気にせず自分の未来を突き進め
その結果、ボクが不幸になっても少しも後悔などしない
ボクのために息子の未来が狭まるようであれば、それが後悔になる
どんなに聴いても、そんな風に感じます
でも、中島さんの本当の意図は、南極基地に置き去りにされた犬が「僕」で置き去りにした越冬隊員が「君」なのだそうです