ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

勝手に解釈 荒野より~中島みゆき

現代国語の試験で、作者の意図を読み解きなさいという問題があった。

そんなもん作者じゃないのに解るはずないじゃんって愚痴ってた。

でも、解答しなきゃならない。

だから自分の事として、勝手に解釈していた。テキトーですよ、テキトー。

 

久しぶりに荒野にてを聴いた。

中島みゆきさんが、ドラマ「南極大陸」の主題歌として書いた作品です。

 

望みは何かと訊(き)かれたら 君がこの星に居てくれることだ
力は何かと訊(き)かれたら 君を想えば立ち直れることだ

僕は走っているだろう 君と走っているだろう
あいだにどんな距離があっても
僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう
あいだにどんな時が流れても

荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな
荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない

 

まず、「君」と「僕」の設定ですが、「君」は息子、「僕」は父親と設定します

ボクの望みは息子がこの世界で元気で居てくれること

ボクの人生の原動力は息子の存在だ

たとえ時間や距離が邪魔をしても心は通じている

たとえ価値観が違っていてもお互いを尊重している

ボクらを取り巻く社会は過酷だけど、ボクは息子に伝えたい

ボクの事など気にせず自分の未来を突き進め

その結果、ボクが不幸になっても少しも後悔などしない

ボクのために息子の未来が狭まるようであれば、それが後悔になる

 

どんなに聴いても、そんな風に感じます

でも、中島さんの本当の意図は、南極基地に置き去りにされた犬が「僕」で置き去りにした越冬隊員が「君」なのだそうです