働かないジジイの独り言
働かないジジイです。
本当にすみません。
正確には働けないから働かないのです。
集中力は、もって3時間、一日のうちで仕事しているのは半日です。
あとは本を読んだりネットニュースを見たりして過ごします。
仕事しないのなら自宅に帰ればいいじゃんという声が聞こえてきそうです。
が、そう簡単な話ではありません。
一つには、ボクの人望がそれほど高くないために、社員の反感を買う。
二つ目に、ごく小さな、ボクにしかできない用務員的な仕事がある。
花壇の草むしりとか送迎車の運転とかです。
このことで、さっさと自宅に帰ることが出来ません(泣)
「もう以前のような仕事はできませんよ」
社員の皆さんには、何回も打ち明けています。
「多少無理をすればできるでしょ?」
たぶんそう思われているでしょう。
だけど、本当に難しいのです。
もし、無理して仕事をすると、高い確率でミスをするでしょう。
経営判断のミスは後々たいへんな事態をまねきかねません。
そんな事になる前に、ボクは働かないという選択をしました。
自分の給料も30%以上削減しました。
まだまだ減らしてもかまいません。
だけどまだ、皆はボクの仕事に期待をしているようです。
ガンガン働いていたボクを知っている人はなおさらです。
嬉しいけど、辛いよ。
会社のことを考えると、早く若い世代にバトンタッチするのがいい。
老兵は静かに立ち去るのがいい。
ジジイがいなくなってもしっかり運営できる組織に育ってほしい。
そうするとゴルフに行ったり釣りに行ったり、ボクは楽しくなるのです。