理学療法士の皆さん、朗報です!
脳梗塞後の運動機能の改善は、長い間リハビリテーションスタッフの課題であり、大きな壁でした。
何らかの原因で脳の血管が閉塞した場合、その発症部位や程度により、運動神経や知覚神経に麻痺性の障害が発生することがあります。
方麻痺などとよばれる症状は、患者さんの生活におおきな影響を与えることになります。
そして、特に理学療法士は、この麻痺に対する理学療法で明確な治療手技を発揮することが困難と感じていました。
しかし、ついに画期的な治療方法が確立されようとしています。
“Muse細胞”脳梗塞患者の身体機能が改善 (msn.com)
これまで多くの患者さんを苦しめていた片麻痺の改善が期待できます。
これまで多くの理学療法士に敗北感を抱かせた療法に決別ができます。
なにより「自分は治療家だ」という思い込みを捨てる絶好の機会です。
リハビリテーションチームの手足の一つとして活躍することが、全体の利益につながることを自覚するチャンスです。
今回のMuse細胞やmRNAワクチンのように医療技術は進歩し続けることでしょう。
自分ができることを今一度じっくり考えたほうが良さそうです。