ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

死に向かい合う

ボクは孤独死は怖くない、というか孤独死なんて当たり前だと思う。少子高齢化はもうほとんど避けられないし独居高齢者は増える一方だ。医療体制がこれら独居高齢者の安否確認と医療的手当を出来るわけもなく、どう考えても一人で死ぬ人は増え続けます。孤独死は当たり前の光景になるのだ。

自分の事としての死だけは考えない。考えたくないのは分からないでもないですが、現実を見ることも大事ではないか。人間である以上致死率100%なのだから。

孤独な死には何故かネガティブなイメージがついて回るが、ボクは孤独死の何がネガティブなのだろうかと思う。周りに家族がいれば幸せなのだろうか?死んでしまう間際に幸せもないだろう。もう周りに誰がいようが余裕ゼロでいっぱいいっぱいなんじゃないの?だってもうすぐ死ぬんだから。

 

作家の佐藤愛子さんは『人生は美しいことだけ覚えていればいい』と書いた。

ボクは『人生は美しいとだけ覚えていればいい』と思っている。

ああ楽しかったな、やっぱり人生は有意義だったなと思って死ねたら最高だ。それが孤独死だろうが病院での最期だろうが大きな問題ではない。自分の人生を肯定出来れば、それ以上何を望むのか。

死ぬのが真夏だったら死体発見までにそうとう腐敗は進んでいると思う。その時は申し訳ないけど薬品かなんかぶっかけてなるべく処理しやすいようにしてください。多少乱暴に扱っても、もうボクはそこに居ないから気にしないでいいです。でも、あと5年もすると生体センサーを部屋に設置するようになるだろうと思う。死んだらなる早でお知らせできるように努力します。

 

60歳になると脳細胞も随分損傷して、生への執着とか死への恐怖の感覚が鈍ってくるのかな?自分から死に向かうことはないけど、あっちからやって来たら『面白かった人生をありがとう』と感謝をしたい。

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