ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

オーナーとして引退するメリット <妻への説得材料>

小規模なデイサービス等の介護保険サービス事業者でも、保険適用するには法人格を持たないといけません。個人事業ではなく株式会社とか合同会社とか福祉法人とかですね。だからどんなに小さなデイサービスでも会社(法人)なのです。このマイクロ法人のオーナーとして現場引退ができるメリットは結構たくさんあります。妻には是非とも納得していただいて、晴れて(セミ)リタイア生活に突入したいと切望します。

1、時間が自由

特に朝の時間が自由になるのは嬉しいことです。数年前から身体のメンテナンスが必要だと感じているのですが、一般的には「なに甘えてんの?」と一蹴されるのがオチです。だけど筋力の維持回復や集中力の向上さらに食生活の改善など今やらないといけない事が、理学療法士としても実感しています。コロナ自粛で旅行などには使えませんが、そんなことより健やかな心身を取り戻すのが喫緊の課題でもあるのです。

2、一定の収入 

夫婦の年収(役員報酬)は下げる計画を立てていますが、仮に二人合わせて500万円(42万円弱/月)にしたとしても働かないで生活費が手に入ると考えればありがたいです。逆にM&Aで法人売却したとしたら、まとまったお金は手に入りますが、40~45%を税金に取られ生活費に年間400万円×5年=2000万円が必要となり、その後年金のみで暮らさないといけなくなります。少なくても一定収入は大きなメリットです。

3、税制上の恩恵

代表取締役が事業を運営するために経費を使うことは当然ながら認められています。例えば自宅からテレワークするためにボクの書斎を使用した場合、賃貸料をボクが会社に請求できます。会社運営のためであればパソコンもスマホWifi環境も経費になります。知見を広めるための視察旅行もまったく観光しなければ経費ですし、観光したのならばその分の経費を差し引いた額を経費にできます。そして売上から経費を引いた額に税金がかかるのです。年収300万円でも法人オーナーだったら何とかなります。というかそんな社長さんは結構おおいです。 

4、労働から解放 

毎日同じような事を決められた規律の中で他と強調しながら働くことをもう35年間以上続けてきました。そんな生活に飽きたとしても、それは自然なことだと思います。働くこと自体は今後も続けようと思いますが、趣味なのか労働なのか分からない不真面目な働き方改革をしたいと願います。 

5、社会的信用の維持

現場を引退しても会社役員であることには変わりません。法令違反など対外的に信用を落とす行為さえしなければ良いのです。もしかすると現場から離れることでハラスメントの加害者になるリスクを無くすことができるのではないでしょうか?

6、精神的ストレスの軽減 

ボクとしたらこれが最大のメリットです。社長は孤独な存在という事も分かっています。そして真面目に考えれば考えるほど精神的ストレスは大きくなるものと理解していますが、もうピークに達しています。現場から逃げ出したとしてもストレスがゼロにはなりません。新たにもっと大きなストレスに襲われるかもしれません。そうだとしてもそろそろ目の前の景色を変える時期にきていると思います。最終的には自己責任と考える方がすっきりします。

 

ちなみにデメリットは倒産の可能性があることです。すべてパーになるんだなぁw

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