ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

スモールライフ的お仕事術  small life

こんばんは。元気な60歳こもしんです。

セミリタイアしているつもりですが、毎日8時間お仕事しています。

 

賢明なる皆様はもうご存知の事と思いますが、日本と世界の経済は今後大きく変貌します。

今までは会社で出世すれば富裕層まで昇ることが出来ました。しかし企業にそのような機能を維持する力が無くなりつつあります。不確実性は今までもありましたが、今後はさらに高い不確実性と闘わなければなりません。何か月も休業することになっても耐えうる内部留保が必要になります。企業そのものを存続させるのが精いっぱいです。低コストで高効率を追求すると必要性が高い少数の人員でミッションをこなすことになります。あとは全部外注もしくは自動化です。

要するに一部の高キャリアと庶民の二極化です。もちろん貧富の差がさらに拡がるでしょう。

でもそれは資本主義経済下でのお話し。

 

スモールライフはお金や経済的規模から離れた生き方です。

貧富の基準が全く違います。生活の質や心の在り方が豊かか貧しいか。お金は関係ありません。多くても良いし少なくても良い。まあ最低限のお金は必要ですね。

仕事は必要ですが、仕事に費やす時間は短い方が良い。好きな人と過ごしたり好きな事に熱中するのが最大の贅沢だとは思いませんか?

 だったら1日8時間も働くことに疑問を持ちましょう。

結論的には個人事業とその先のマイクロ企業設立を目指すのが答えです。

でも、今の状況では転職などとてもお勧めできません。お給料をもらいながら今の職場で仕事の価値が生まれる仕組みを学ぶのがベストです。

 

上司から指示されたことだけやっていても仕事の本質には近づけません。

本質とは誰が何(誰)に対して何のために行うものかを理解しなければなりません。

例えばボクの仕事は

デイサービスの職員が 介護を要する高齢者に対して 健康維持と生活の質を高めるために行うものです。

付随して発生する仕事として記録の整備などがあります。手抜きや不正をしていないか役所がチェックするために何時間も費やします。しかしこれは本質ではなく付随業務です。

記録をキチンと整備してくれる職員には感謝しています。しかしそこに重点を置くと、自分の業務がどのようにして利用者の為になっているのかが分からなくなります。そして仕事の意味や醍醐味もなくなってしまいます。

自分は歯車の一つだと考え、自分の目の前にある業務を淡々とこなしていけば、上司からは感謝されるでしょう。

しかし、あなたは本質が見えないままです。理解せずに浪費する時間はあまりにも勿体ないと思います。

 逆に本質さえ押さえていれば、上司からの指示がなくても自分がすべきことを理解できます。それだけでなくいろんな価値の可視化ができるようになります。自分の作業にどのような価値があり、どのようにしてお金に繋がっているのかが大事です。

かならず、価値を生み出す方法が見つかるはずです。あなたにとって、とても大きな財産になります。ビッグライフを目指すにしてもスモールライフを選択しても、ベースになる資産です。

中国のような社会主義を望まないのであれば、価値を見つける仕事術はとても大事です。お金の価値は下がっていくかもしれませんが、仕事の価値はこれからも重要であることはまちがいありません。

  

生活の規模を小さくしても豊かに暮らしていくためには、すべてのモノの本質的価値を見なおしていく作業が必須なのです。

 

インフレーションはあるかも知れません。対応するには価値を生み出す能力です。

 

 

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