ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

書評~「自作の小屋で暮らそう-Bライフの愉しみ」

こんばんは。元気な60歳こもしんです。

廃業する覚悟で税理士さんに相談しましたが、大丈夫と言われました。杞憂であればいいのですが。。。

 高村友也さんは現在、小屋で生活されていないと聞きました。孤独すぎて精神が疲れてしまったっぽいです。極端な方法は難しいですよね。表題にもある「愉しみ」が重要です。

しかし、本を読んでるときはBライフ(ベーシックライフ)の魅力に、虜にされていました。文章も軽快で筆者の頭の良さがわかり、読んでる側は応援団のような気持ちになります。

序盤ではてっきり筆者は60代のオッサンかな?と勘違いをしていましたが、行動力や問題解決能力などから若い人かもしれないと思うようになりました。中盤に差し掛かった時にネットで検索すると、なんと東大哲学科を卒業されています!そして20代後半に小屋暮らしを実践しているようです。

本の中身はとても実践的なハウツーがあって地元の人との交流も愉しまれています。自然の中に一人きりだからちょっとした会話も大切に味わっています。案外、人間が好きなのかなぁと思いました。

 

高度に資本主義が発達してしまった現代の日本は、生きている実感が掴みにくくなっているようです。今日一日を生き延びた幸せを噛みしめながら眠りにつき、朝に目覚めて活動できることに感謝しながらコーヒーを飲む。

憧れる心の在り方です。

f:id:comoshin:20200420150856p:image