ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

娘の青春・息子の立身

おはようございます。元気な60歳こもしんです。

世の中は新型コロナでてんやわんやの大騒ぎ(古い表現)ですが、ボクの家族もここ1~2年が重要な意味をもっています。

 

過去エントリ

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娘は壁にぶつかっています。売り上げが急低下しているのです。それでも親と同居しているので、大した影響はありません。

原因は単価の高い案件に移行できない事です。時給400円くらいの案件はあるようですが、それでは苦しくなってくるでしょう。1日15時間休みなしで働いて友だちよりも稼ぎが少ないのですから。

昨日、2時間ほどミーティングをしました。彼女に話したのは「自分の殻を破ること」です。

専門分野で突き抜けるか、何でもできる使い勝手の良い専門家になるか。

難易度が高いのは前者です。もしかすると10年かけてもトップランクに入れません。でも、トップランク入りすると、ブランドを与えられ、満足度が高い仕事をすることが出来るでしょう。

実は、ボクは後者です。理学療法士としては中の上くらいでしょう。年々価値は下がっています。しかし、面倒くさくはありません。クライアントのニーズを把握することが得意で、そのほとんどに対応することが出来ます。それが医師であれ、利用者であれ。さらには役所であれ。

娘がどちらの道を行くのか、まだ彼女は悩んでいます。精いっぱい悩んだ方がいいかもしれません。まったく悩まずに海外旅行に行くのもいいですね。どちらにせよ、親として最大限のサポートはします。

 

息子は優等生タイプです。親の事を思って国立大学に進学しました。でも、就職には失敗しました。4年次の10月から就職活動を始めたからです。ITやゲーム業界を志望していましたが、当然遅すぎです。今は非上場企業のエンジニアをしていますが、給料が安いです。危険なレベルで給料が安いです。当然、転職を考えています。

志望とかタイミングは大きな問題ではありません。彼にとって最大の問題はスキルです。

プログラミングスキルが世の中に通用するレベルまで今の会社で勉強しろと話しています。時間のリミットは30歳です。それまでにスキルが身に付かなければ厳しい人生を歩むことになるでしょう。親が丸々抱え込む必要が出てくるかもしれません。

なまじ頭が良いのでプライドも邪魔します。娘のようにどん底から這い上がるメンタルは無いでしょう。それが一番心配な所です。

人は青春の中で渡るべき河があると言います。現状に留まれば差しあたっての危惧は少ない。だけど危険を冒しても青年は河を渡ります。渡るべきなのです。

プログラミングの勉強のための環境は与えました。あとは彼次第です。

 

親として出来ることと手を出してはいけない事が、今のボクにはハッキリ分かりません。でも、少なくとも絶対の味方だというポジションは明らかにしておきたいと思います。