良い転職と悪い転職
こんにちは。こもしんです。今日も午後の更新になりました。
ボク自身、2回転職して、今は3か所目の会社になります。もっとも3度目は起業になりましたが。
これからの時代、転職は珍しい事ではなくなり、仕事の流動性はさらに高まっていくと思います。しかし、決して間違えていけない事は、世の中には良い転職と悪い転職があるという事です。
恥ずかしい事ですが、うちの会社(通所介護事業)の離職率は低くはありません。平均より少し上くらいです。特に資格を持った人の離職が目立ちます。資格があるから次の職場も探しやすいです。しかし、多くの転職を繰り返す人たちは自分の価値を大きくできていません。身体の積み重ねができないからです。実はこうしている今も、理学療法士が急に退職して現場に立ちながら、隙間時間でブログの更新を行っています。
自分も含めいろんな転職に携わってきて、感じるところを書いておきたいと思います。
良い転職
1、給料が上がる
転職をする動機にもよりますが、労働価値が高くならないと転職する意味はないと思います。それの価値というのは給料=お金だけではありませんが、一番わかりやすい指標です。会社側が提示できる指標としても一番有効な数値です。
2、役割がある
入社して、自分の居場所があるかどうかは精神的に重要です。新卒と違い環境になじむための時間はあまりありません。すぐに活躍できる役割が用意されていれば、戦力として周りに認められるでしょう。
3、フラットな人間関係がある組織
ガチガチな人間関係が成立してしまっている会社は、新卒・中途採用に関わらずやめておいた方がいいでしょう。フラットであれば派閥なども少なく業務中心の関係に注力すれば良いと思います。
悪い転職
1、給料が下がる
自分の価値を下げる転職はお勧めしません。お金以外の価値があると思いたい気持ちは分かりますが、それは不確定な要素です。どうとでも動かされてしまう要素です。アットホームな雰囲気とか信じてはいけません。
2、数合わせ
頭数が足りないから募集している会社は、逆に言うと数さえ足りていれば問題ないと思っています。誰でも良いという事です。大事に扱われるには特別の価値が必要になります。
3、お互いの思惑が一致していない
ただ業績を上げてほしいと考える会社とお金だけ手に入れたら満足というマッチングでうまく行く可能性は極めて低いでしょう。何を与えることができてどんな報酬があれば満足できるのか?会社と転職者はしっかりお互いのニーズを確認しあう必要があります。
短期間であればなんとかなりますが、問題は自然に解決しません。
4、信頼関係を築けない
面接時の30分とか1時間で人間性などは正直いうとわかりません。ボクの感覚だと面接でお互い弱みを見せません。要するにお互い取り繕いをしています。例えば前職の離職理由について尋ねても、本当の事を話してくれません。
だからドライに対応することになるのです。それがお互いのためでもあります。協調性や親しみやすさなどの人間性は入社した後に双方で努力して築き上げるしかありません。
そんな地道な努力ができないのであれば、転職はしない方がいいでしょう。転職を繰り替えすと、少しづつ転職者が不利な要素が増えていくのが現状です。