ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

16年間の社長業で手に入れたもの

おはようございます。こもしんです。

年寄りには寒さは敵です。夏の暑さも敵なんですが。。。まだまだ、頑張っていきます。

16年前に法人登記しました。44歳でした。ボクと妻とスタッフが一人という最少人員でのスタートでした。

16年間でクタクタに疲れたボクの手の中には何が残ったのだろうと思います。

 

現金はほとんど残っていません(笑)たぶん4~5百万円はあるはずですが、確かめていません。ずっと昔、ボクが一般企業の営業をやってた時に聞いた個人事業主の話では、2000~3000万円の現金は無いのと一緒だそうです。

最大の資産はやはり会社そのものでしょう。簿価は明らかにしませんが、譲渡だと6千万円ほどだと思います。あくまでもボクの推計です。

借金もあります。ずいぶん少なくなりましたが、それでも1500万円ほど残っています。

を建てました。親父が建てた家を建て直しただけですが、ボクの資産です。あと30年くらいは問題なく住めると思います。

信頼。数値化できませんので、果たしてどのくらいの信頼を得ているのかはわかりませんが、社長という仕事は信頼が無ければ絶対にできません。16年間続けてこれたのですから、少しくらいの信頼は存在するのでしょう。

生活母と妻と子供ボクまで入れて5人が生活できています。家族を大事にする時間もコントロールすることができたと思います。家庭を崩壊させてまで働くことはありませんでした。

視界。会社員だったら見ることのできない視野を手に入れることができました。楽しい時も苦しい時も数多く経験することで視野が広がった気がします。お金が無くても心の余裕ができます。

感動と感謝の心。デイサービスは普段は平和な時間が流れていますが、ご利用者一人一人に感動のストーリーがあり、そこに関われる貴重な体験ができます。命はいつかは尽きるものです。精いっぱい生きることへの感謝の心もボクの宝物です。

 

社長ならではの経験も多くさせて頂きました。

16年前、公証役場の事務のお姉さんに「頑張ってね!」と声をかけてもらい、「頑張ります!」と答えて外に出たときに飛び込んできた青空を今も忘れません。

それから数えきれないほど多くの人達に、励まされ助けられてやってきました。

それが一番の財産かもしれません。

 

それでは、また夕刻に。