60歳からの未来設計図
相変わらず、神経伝達スピードが遅くて、他人から見ればいつもボーっとしているように見えるセミリタイアブロガーです。
毎年、年末最後の勤務日に手打ちそばを打つのが慣例になっていて、それが今日です。いささか緊張しています。なぜなら美味しいお蕎麦ができるかどうかは、全くやってみないと分からないからです。一種のギャンブルですね。口にするご利用者も、固唾を飲んで、いや、半分あきらめ顔でボクを見つめています。最悪、今日のお昼ご飯は、長さ4cmのお蕎麦になるかもしれません。
デイサービスを始めて16年が過ぎました。多くのご利用者さんと多くの時間を共有し、少しは愛されているのだろうと思います。もちろんボクも愛しています。だからお蕎麦の拒否権はありません。どうぞよろしくお願いします。
最近は、週休3日で、勤務している時も2階の自室に籠っていることが多く、ご利用者さんとの交流も減りました。どうにも現場でバリバリ動くには、身体が少しくたびれたようです。それに、ボクにもボクの人生があるのだから、ここからは自分の時間をしっかり大事に過ごしたいですね。ボクが意欲的にチャレンジする事で、ボクを見ているご利用者さんも、生きる意欲を膨らませる事ができるのだろうと本気で思っています。人生は前のめりです。
とは言っても、60歳です。大したことは出来ません。今から世界一周の旅など行けません。これから数億円の借金をして、すごい事業を立ち上げることもできません。そんなの実際は楽しいことないと解るようになりました。負け惜しみでなくて、大きい事をするには、相応の努力やストレスを抱えないといけないという事です。頑張れば世界一周できるかもしれませんが、身体への負担はかなり大きいと解るのです。数億円の事業も頑張れば作れるかもしれませんが、心身のダメージはとてつもないと解るのです。だから、それをやろうと思いません。楽しくないだろうなと思います。決して負け惜しみではありません(草)
具体的に考えている事は、
① 新規事業の立ち上げ(とても小規模)
② 四国一周の旅(できればバイク)
③ 東南アジアを見てくる
残された時間はあと20年でしょう。もう少し少なくなる可能性もあります。何をやって、何をやらないか、しっかり考えます。で、前のめりで行動します。どうすれば楽しくなるか?そこが判断の基準になります。お金が足りるかという判断材料もありますが、足らなければ足らないなりに行動する事は出来ると思います。
住宅ローンは残っていて、貯金は無いんですが、何とかなるでしょう。死んだらローンはチャラになりますし、ご利用者さんから愛されていれば、少しくらいの役員報酬があるのでは?と呑気に考えています。
60歳の今、ボクの未来設計図は、なんだか幼稚園児の殴り書きみたいな設計図です。
それはそうと、今からそば打ちの動画をみて、打ち方を思い出さないと。なにせ、年に一回のことですから。
それでは、また明日。