ボクの定年

還暦オーバー!今日もチャレンジ!

42.195kmを歩いて考えた事

諫早市というちいさな街で「雲仙・諫早ウルトラウォーキング」というイベントがありました。
ラソン大会を誘致しようという活動の中で、認知度を高める一環として開催されているイベントで今年で4回目の開催になります。
42.195kmの「ウルトラウォーキング」と10km~11kmの「アルコーデ」という二つのコースがあり、アルコーデを2回経験した私は今回初めて42.195kmに挑戦してみました。

率直な感想は「考えが甘かった」「420195kmを舐めていた」ということです。

ゴールした後、家族の待つ駐車場まで足の痛みで歩けない。痛みを通り越して親指の感覚がない。お風呂に入る時は謎の震え(痙攣かも)が止まらない。
身体的な苦痛と、自分の運動能力が低い事を思い知らされ落ち込みました。

だけど、一週間が経ち身体ももとに戻ったようでやっとレポートが書けそうです。「42.195kmを歩いて考えたこと」

①急に長距離を歩く(走る)のは身体に悪い

知らない間に血まめができていた。無理をしていたという証拠。頑張りすぎると寿命が縮まると言われますが、それだけ細胞が多くの酸素と接し酸化しているから仕方がない。
血まめは単に内出血しただけですが。。。

②年相応に身体機能は低下している
足の指をこうして客観的に見ているとやっぱり60才の身体になったんだなと思います。

③日頃から歩いている人は多く、その人たちは健康そうに見えた
いやもう、若い人はいいなと思いましたよ、ピクニックくらいの感覚で歩いてる。

④装備には注意が必要

シューズは大事だったですね。奮発して高いのを買ったんですが正解でした。もし、テキトーな奴で挑んでいたら膝・股関節・腰に相当な負担がかかっていたでしょう。かかとのクッションはとても大事だと良くわかりました。

歩きながら音楽を聴こうとか、SNSを使おうとか、携帯の読み上げ機能を使って本を読もう(聞こう)とか思っていたのです。で、わざわざairpotとか充電池とか用意したんですが、全くの無駄でしたw そんな余裕は1mmもなく、ひたすら歩く、水分を補給する、エネルギーを補給するだけでした。邪魔でしかありませんでした。

⑤達成感は自信につながる
歩き終えたすぐは、とんでもない苦行にしか思えなかったのですが、少し時間が経つとその時の痛みを忘れ、よくやったな、と自分を褒めてやりたい気持ちになりました。他人の視点からではなく、自分の中で自己肯定感が強まり、あと30年くらい楽しみながら頑張れる気がします。


来年もエントリーすると思います。今度はもっと適切な準備をします。

それより今は、ゴルフに挑戦したい(笑)